「パズルボーイ」
工藤千尋(一八九三~一九六二 仏)
第34話著者より
「パズルボーイ」を読んで頂いた方々に感謝しております。
この作品は商業を意識してから最初の作品になります。
また、星海社様の「星海社FICTION新人賞」2017年春の座談会にてあのような評価を頂きました。とても嬉しかったことを鮮明に覚えています。
書き始めたのが2016年9月10日です。最初に送ったのがメフィスト賞編集部です。2016年11月受付となっています。
箸にも棒にも掛からぬ結果でしたが、私はツイッターにある「罠」を仕掛けていました。作品を読んだ方なら辿り着くつぶやき(今は鍵をかけてます)。フォロワー100名ちょっとのアカウントの呟きのアクティビティー数が700を超え、動画再生数も400近くでした。ただ、当時のツイッターには「動画再生回数」の表示機能がありませんでした。少しは気になってくれていたのかな?とは当時思っていました。
また、かつての太田様が一流の書き手を世に出していた頃のメフィスト賞編集部とはずいぶん変わり果てたと個人的に感じました(「パズルボーイ」の結果が出る座談会で最後にプロ野球の話題で締めくくっていたのを見て「?」とも感じましたね)。
二作目の「ダウンタウンに勝ちたくて」は2017年2月受付になっています。
そこからメフィスト賞編集部には送る意味がないのかな?と思い、星海社へ送るようにしました。
このサイトに書かせてもらった
「パズルボーイ」
「ダウンタウンに勝ちたくて」(星海社FICTION新人賞2018年冬。一行コメント)
「生地物語」(星海社FICTION新人賞2017年秋。座談会にて編集者平林様にアドバイス頂きました)
は偶然ですが、後から気付いたら全て完成まで70日でした。
また、私は「プロット」というものは言葉だけ知っていますが、それを使えません。自己流です。ノート四枚ほどに登場人物と入れたいエピソードやネタをメモ書きし、それを文字に起こしていく手法を使っています。素人でした。ただ、「生地物語」を書き上げてからは自分を素人と逃げ道を作ることをやめるようにしました。
もともと、風俗ものは「パズルボーイ」以降書くつもりはありませんでした。先の座談会での編集者林様よりあのような言葉を頂き、風俗ものをもう一作書いてみようと思いました。
「イップス」(ラストピース)(星海社FICTION新人賞2018年冬。一行コメント)です。掲載まで少しだけお時間を頂けますでしょうか?
その代わりとなるかは分かりませんが、私の中で究極の「エンタ」であるバトルもの
「ドラフト」
の連載をこのサイトにて始めております。内容は恐らく
「この手のジャンルは初めてなのでは?」
と思っています。某巨大掲示板やYouTubeなどで「あの作品のあの能力が最強だ!」と世界中の方たちが議論されていますが、未だにその結論は出ていないと思います。主人公である3人の高校生が「能力もの」作品を「選んで」「戦う」と言う物語です。
繰り返しになりますが「パズルボーイ」を読んで頂いた方々にお礼申し上げます。
※筆者はこの作品の中のような業界の経験者なのでは?と言うご質問を頂きました。私は作中のようなお店で働いた経験は一切ございませんね。田舎のコンビニでずーっとレジを打ったりしてます。
工藤千尋
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