第17話 味のしなくなったガムを買い取りたい人が現れた。
味のしなくなったガムを買い取りたい人が現れた。提示された額は少年漫画1冊が購入できる程。幼い私は了承し、包み紙に吐こうとすると、「入れてくれ」と人差し指で口内を示した。舌の上に吐くと、その人はすぐにガムを噛みはじめた。漫画を読むたびにその人を思い出すため久しく手にとっていない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます