活種まとめ

・リスポーンの設定

死ぬということは世界(龍)に還るということである。全ては元は一つであるがゆえに。しかし、それから逃れて個を確立し復活することができる場合がある。多様性を獲得した人間達は特に獲得したものが比較的多い。そうした復活が可能な生命を「活種」と呼ぶ。ただし活種はたまに唐突に消滅したり、消えたり現れたりと存在が不安定になる場合もある。


・チュートリアルクエスト「活性化」


世界観的にはクッソ重要なクエスト。人間種(正確にはプレイヤー)が活種になる過程をそのまま垂れ流している。

まず「あなた」が「原初の祠」ではまずキャラメイクをするが、このキャラメイクが「活種化する時に発生する外見の最適化」というクッソ重要な設定を担っている。さらに「名付け」を行い、最後に「職業」をきめるという順番も重要。「理想の肉体」と「魂の名」を与え、最後に「経験」を適応させるというプロセス。R-ZENは知ってるけど言わない。


ちなみに「武器も己の一部」と認識できる活種のは人間種やそれに近しい種族のみである。


故に人間種は「アイテムを肉体に保存する機能」としてインベントリを保有している。


野生が活種化するのは、あまりにも特異であるから

プレイヤーが施設を使って活種化するのが、暗記装置で無理矢理覚えさせているような物ならば、

野生の活種化は、心に焼き付く強烈な存在である

と言う事。


それは世界龍にこそ焼き付いている。


また、活種は『記憶し、成長する』事も知られている。


・活種個体

「狐影九剣」

名前の横に付いているのは、各エネミーの所属サーバーとなる。


活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け“一の太刀(はじめのたち)”ニーズヘグ

狐系のエネミーは幻覚系のスキルや魔法を生得している為狩り辛いエネミーの代表格となっている。

ナインテールの活種『尾刃の九尾』は

強力な殴打属性攻撃であったはずの尾による薙ぎ払いが、切断属性攻撃へと変化したことをその生来の幻覚スキルで隠していた。

耐衝撃スキルでの軽減を試みたタンクを両断したことにより、その特異性が発覚した。

後に“一の太刀”と呼ばれるニーズヘグ生まれのこの活種を皮切りに、近似の活種化をしつつも、どうしようも無い差異を持つ存在がサーバーの枠を越えて確認された。

名持ちである活種でありながら、更に名で別けられる存在。

“名分け”の誕生である。


活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け“九曜剣(くようけん)”ヤマタノオロチ

火水風土の基本属性、爆雷溶嵐木の上位属性を操る『尾刃の九尾』の一画。

多彩な属性の選択肢を押し付けてくるが、尻尾毎に対応する属性が決まっており、なおかつその属性の色に染まっているため、解りやすい。


活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け“御神渡り(おみわたり)”ケツァルコアトル

全身が純白に染まった『尾刃の九尾』。常に冷気を纏っており、すべての攻撃が氷属性複合攻撃になっている。

争いを好まぬ穏やかな性格をしており、人の目の前に出て来ることは稀。

水面を歩いて渡るとき、特徴的な形跡を残すため、この名前となった。


活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け”幻絶ち(まぼろしだち)“ナーガ

名分けとは似たような進化を遂げた活種を種族として括った上で個体分けする為の分類の事である。

ナインテールとは狐系モンスターの最高峰で、九尾の狐をモチーフとした強力な魔法型のモンスターであり、その活種である『尾刃の九尾』は、物理型に適応した種で有ることを示す。

“幻絶ち”はその名の通り、幻覚を切り裂く事に特化している。魔法、自然現象の区別無く、不確かなモノを切り捨てる域にまで達したその剣閃は、死霊系の物理攻撃無効を無視することも可能としている処か、不確かなモノであるほど火力が高まるとも言われている。



活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け“刃隠(はがくし)”ナーガ

幻覚に精通した『尾刃の九尾』それが“刃隠”である。

一見、ソードテイル(尾が刃になってる狐系モンスター。尾の数は一本)に見えるが、部分幻影により数を誤魔化している。

自身の位置を誤魔化す虚影、放つ攻撃を誤魔化す勢影、幻影に刃を紛れ込ませる刃影などの手管を用い、剣術によるいなし、ずらし、虚を付く一閃を駆使する剣豪。

スタンスの違いから常に“幻絶ち”と相争い、常に互角の立ち回りを演じるジュウの刃。


活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け“死合わせ(しあわせ)”ヴォーディガーン

致命攻撃(HPを半分以上削る攻撃)、即死攻撃に対して、必中即死攻撃をカウンターしてくる格上殺しかつ逆転殺し。それが“死合わせ”である。

好戦的で命知らず、最も討伐された活種であり、プレイヤーを返り討ちにした数でも上位に登るエネミー。

出没が確認されたら、避難勧告が出される数少ないエネミーの内の一体でもある。


活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け“執刀痍(しっとうい)”ファフニール

斬撃属性攻撃によるダメージがあらゆる手段を用いても回復しなくなるという単純かつ悪魔的な能力を有する活種モンスター。

偏執的な性質を持ち、自ら傷を付けたモノを殺すか殺されるかされるまで、何処までも追い掛ける災厄。

縄張りを決めているモンスターでもあり、目的を果たしたら基本的には縄張りに戻る。


活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け“刀総犇納(とうそうほんのう)”ヨルムンガンド

“刃隠”同様ソードテイルの様に見えるが、幻術で誤魔化しているのでは無く、9本全てを1本の纏めている。そのため、ソードテイルと比べると若干尻尾が大きい。

他の「狐影九剣」の一撃を太刀とすると、大剣の様な威力の攻撃を多段攻撃として振るう。斬撃攻撃の威力だけで比べると「狐影九剣」最強に値する。


活種ナインテール『尾刃の九尾』名分け“魔法刃(まほうじん)”ヨルムンガンド

各種属性攻撃を刃に乗せて、射程を伸ばし戦う。現在幻と屍以外のすべての属性を扱える事が解っている。

通常の10倍という目に見える変化から1cmだけ伸ばすといった間合いを騙す使い方も行う技巧派。

各種属性が複合した斬撃攻撃を飛ばして遠距離攻撃も行う。


嵐竜「ワイルドハント」

竜種の活種は単独種として登録されることになる。

つまり、嵐竜と言えばこのワイルドハント一匹のみを指す種族なのだ。

活種の竜は、龍に最も近い存在であり、意識せずとも部分的にその身を龍に同期させている存在である。

嵐竜は風竜を原種とする存在で、彼の周囲は常に嵐が吹き荒れている。

この嵐を利用し狩や戦闘を行う。

彼が気にするのは、常に強い風を取り込めるか否かであり、彼の周りの嵐で山が吹き飛ぼうか森が抉れようが気にも止めない。

始めて確認された竜種の活種であり、3鯖で最も有名な活種である。

れもんぐれねーどは憤死した。


・物真似王「ヘルキャスター」

拡大詠唱、多重詠唱、連接詠唱、遅延詠唱その他発声することによって習得するスキルを獲得した事により、活種となったライアーバード。

そもそも、ライアーバードの前で発声することによって習得するスキルを発動すること事態がタブーである上に、格好つけて詠唱で魔術を発動する愚か者がそれなりに存在したため、ただでさえ格上で手が付けられない鳥のモンスターの中で限定同期すら出来ないにも関わらず最上位の脅威として認識されている。


・一人楽団「コンサートマスター」

八竜の一画、フッフールの眷属。ライアーバードの活種。

楽団を形成するエネミーによる混成楽団を構築し、主であるフッフールを支援する最優先撃破目標。

引き連れるエネミーによって、施される支援は変化するが、攻撃力上昇、防御力上昇、自動回復の3種は必ず引き連れてくる。

確認された内で最大規模の楽団は10種×12体と言われている。


・溶岩招「灰担ぎ」

水を棄て、殻を棄て、火山帯に適応したハーミットクラブ。

巨大だが身軽で、担いだ灰を撒き散らし目眩ましを行う。

火や雷等の高温を発する攻撃に多大な耐性を得た反面、水や冷気への耐性が極端に落ちてしまった。

大質量の水や氷をぶつければ楽に倒せるだろう。

溶岩が流れ、熱湯吹き出す火山でそれを用意出来るならの話だが。

分かりやすく説明すると、アグナコトなんとかみたいな挙動するショウグンギザなんとか

ノンアクティブ

基本擬態

防御主体戦闘

なエネミーが

アクティブ

隠密

攻撃主体戦闘

なエネミーになってる

のが灰担ぎ。ヤドカリ強い


・過再竜『アポトーシス』

4鯖で一二を争うほど有名な「生者」エネミー。常に苦痛を強いる冥界の環境に於いて、同化して最適化するという適応ではなく、常に再生することで問題とならないようにするという適応を選んだ竜。

再生能力の特化を重ねに重ねた結果、環境ダメージを上回る再生能力によって、体内から肉が溢れ出し自傷する。という本末転倒な結果に陥った。

もはや原型が解らぬほど歪な肉体は、辛うじて竜種で有ると察せるレベルに至っている。

溢れ出した肉にも多少の再生能力が残留しており、ドラゴミートスライムやドラゴブラッドスライムなどのドラゴを冠するスライムはこの竜の溢れた肉が生命として根付いてしまった存在である。

アポトーシスの原理具体例

環境ダメージ1000

自動回復10000

自動回復で最大HPを超過した場合、その値のダメージ

ダメージが一定数値以上の場合ドラゴ○○スライム発生

※○○の中はランダム。数値は現状仮当て。


・白幸虹「フッフール」

『八竜』の一角。人語を解し温厚で常に希望を信じている。一目見るだけで幸運が上昇し、一定時間ドロップ率が上がる。頼めば手合わせもしてくれるが、プレイヤー相手の場合は互いに活種であると理解しているため、普通に殺しにかかってくる。全ての攻撃に高カルマ特攻が付いているため、地味に4鯖連中の天敵。

好感度が上がるとコンサートマスターに好きな曲を演奏して貰える。あるプレイヤーによってしれっと版権楽曲を覚えさせられているが、『おまかせ』の演奏はそういったものは流れないようになっている。リクエストすれば聞くことはできる。


"煌めく深緑"ペディランサス

八竜の一角(予定)。葉を鱗とし、皮膚を幹とし、たてがみを枝とする歩く樹木。光を反射する葉を纏う姿からその二つ名がついている。

人語を解しその気質こそ穏やかではあるが、人と獣は相克するものであり、自らが獣の味方である以上己は人の敵であるとして人に対して好意的に接することはないが、稀に認めた人間には礼節と敬意を持って接する事がある。


動くたび種と葉を巻いて地を肥やしていくのみならず、原点同期を起こした際は大地を植物が咲き誇る花園や森林へと変えてしまう。

ゆえに彼やその眷属の領地は自然に溢れたオアシスとして、獣も人も等しく癒やす場所となる。


・遊園竜「レジャードラン」

地竜から派生した完全中立を保つ活種モンスター。

モンスターの最も近くで観察、交流出来る場として、各種モンスターの愛好家や研究者から気に入られている。

アトラクションは遊園地によく有るジェットコースターやメリーゴーランドの他に、迷路やお化け屋敷など種別に富んでいる。

景品も稀少な鉱物や強力な武器やスキルなので、それを目当てに通う者も多い。

難点は、入口が竜の口であり、アトラクションの名称に必ず生物の臓器が入っていることで有る。

「当園では、どんな種別のお客様でも楽しんでいただけるアトラクションをご用意しております。皆様に楽しい一時を。それが当園の望みです。

 当園では、入園料として100Gもしくは、それに準ずる価値のアイテムを頂いております。皆様からの御愛顧を受け、当園はより発展していく所存です。

 園内では、一切の戦闘行為を禁止しております。戦闘行為によるダメージは一切発生しませんので安心してお楽しみください。

 各アトラクションでは、追加料金プラン支払うことで、成績に応じた景品を獲得出来るチャレンジモードがございます。皆様のお眼鏡にかなうモノが集められていると自負しております。奮ってご参加ください。

 お帰りの際にはスタンプカードをお渡ししております。累積によるボーナスもございますので、またのお越しを心よりお待ち申し上げております。

 支配人「レジャードラン」」

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