第448話 捕獲

何人かは直ぐに戦闘可能な状態へ移り、それを見た周囲の者達も、戦闘態勢を取っていく。これだけ居ると、優秀な人材もそれなりに居るみたいだ。


因みに、僕の使っているダガーは、結構苦労して手に入れた武器で、当然ながら非売品。使われている金属も普通の金属ではない為、酸程度では溶けたり錆びたりしない。その前に、僕は自分の体に対して、風がまとわりつくように魔法を行使してから突入している為、僕に酸の蒸気が触れる事は無い。


いくら強酸性ではなく、酸性の蒸気であるとはいえ、人体に対して完全に反応性がゼロかと聞かれれば、否と答える。


鎧が急激に錆びる程度の酸性値は持っているのだし、肌の酸性値よりは高い。そうなれば、人の肌は少しずつ焼けただれ、目は真っ赤に充血し痛みを感じ、呼吸器も異常を訴える。あくまでも、金属の方が反応するまでが速いというだけの話である。


「おい!窓を開けろ!」


「いや!割れ!直ぐに割るんだ!」


バリィーン!バリィーン!


混乱の最中、体調の異変に気が付き始めた者達が何人か。そいつらの言葉で、壁付近の連中が窓を割り始める。


これだけ広範囲に対する影響が出ている上に、僕という敵の登場。空気中に何かが有ると、これは敵の攻撃であると感じるのは当然の事。

魔法を使ってホール内の空気を外に流し、空気を入れ替えるという対処も早いし、かなり練度の高い兵士達である事に疑いは無い。


ハイネさんとピルテさんが狙っている青髪と赤髪の二人は、僕から見て一番奥の壁際で、他の兵士達を肉壁にしている。

目線がキョロキョロと出口を見ているから、逃げようとしているのがよく分かる。


僕の周りを囲むように武器を構えた兵士達が集まって来る。中には『Σ』のマークが入っている連中も見えるけど、狙っているのは奥の二人のみ。残りは関係無い。


ここでは出来る限り、僕が注意を引き付け、場をグチャグチャに乱しまくる必要が有る。そういうのは、僕の得意分野。いつの間にか鍛えられていたスピードで、撹乱しまくってやる。


タンッ!


床を蹴り、僕を取り囲もうとしていた兵士達の間を走り抜け、輪の外へと走り抜ける。

百人近くの者達が入っているホール内。大きな空間である事に間違いは無いけれど、武器を抜いての戦闘となれば、手狭になってくる。互いの距離を意識して武器を振っても味方には当たらない距離となると、兵士達はある程度の距離を保って立つしかなくなる。

僕のスピードを活かして動き回るには、十分なスペースだ。


ザザザザザザザザサザザザザザザザッ!


「っ!!」

「がっ!」

「いぎゃっ!」


両手のダガーに伝わって来る柔らかい肉を刻む感覚。その度に、僕は自分以外の誰かの命に手を掛けている。それを自覚し、背筋が凍り付くような気持ちになる。

それでも、僕はダガーを振るい続ける。


僕が手を抜けば……


肩を魔法で貫かれ、赤黒く染まった服。痛みに喘ぐ声。何も出来ない状況。

ハイネさんが怪我をした時の映像が、まぶたの裏にハッキリと浮かび上がってくる。


思い上がるな。僕は弱い。


全力を出しても尚、誰かを守るなんて言える実力なんてない。


ビッ!


兵士の一人が適当に振った直剣の先端が、僕の肩口を掠める。


ザザザザザザザザサザザザザザザザッ!


「誰か止めろ!」


「どうやって止めるんだよ!速過ぎて見えねえよ!」


「魔法を使え!」


「今や」

ザシュッザシュッ!

「がああぁぁっ!」


魔法陣を描こうとしていた者の脇をダガーでスライスし、その真後ろで足を止める。


ポタッ…ポタッ…


ダガーの先端に付着した血が、床に落ちる。


僕の全力でも守れないなら、全力を超えた実力を出すしかない。


僕が持っている力で、誰にも負けないものはスピードしかない。僕の力はそれだけと言っても良い。

たったそれだけしか僕の使えるカードが無い。突出したステータスは、一面では驚異的な強さを見せるけど、もう一面ではとても脆い。スピードさえどうにか出来てしまえば、雑魚になってしまうから。


ようやく、シンヤ君が、スライムや研究成果を使わないと言った僕に対して、甘いと言った意味が本当の意味で分かった。


僕のスピードしか無い戦い方を、少しでも変えてくれるのが、スライム達なんだ。

それが僕自身の力でなくても、相手を倒せるのならばそれで良い。それで誰かを、本当に大切な人達を守れるのならば…という事なのだ。


僕が研究成果を利用して人を殺す事を、シンヤ君は甘いと言いつつも、好ましくないと思ってくれてはいた。それくらいは気が付いていたし、全て片付いた後も、今までのように研究者として生きていけるようにと思ってくれている事も分かっている。実際、僕もそのつもりだったし。


でも、ハイネさんの傷付いた姿を見て、僕の考え方は全然ダメダメだと気が付いた。


言ってしまえば、命さえ有れば、研究なんていくらでも出来る。研究成果を下手に公開するつもりは今も無いけど、僕の知識欲を満たす行為自体はどんな僕でもやろうと思えば出来る事なんだ。

別に難しく考える必要なんて無い。

僕には守りたい人達が居て、助けたい人達が居て…その人達をめちゃくちゃにしようとしている奴等が居る。


だから、僕は、全力で彼等を排除しなくてはならない。


それだけの事なんだ。


僕は両手のダガーを逆手に持ち替える。


腰を落とし、膝を曲げ、足の筋肉全てを収縮させる。


ドンッ!


床を蹴った音が、今までとは違うのが分かる。


僕の全力のスピードは、自分が認識出来るスピードを超えている。


だから、本気の全力で駆け回ると、僕は自分で何を斬っているのか分からなくなる。だから、いつもは自分の動きが認識出来るギリギリのスピードで戦っていた。


だけど、僕は今、その全力を出して走り出した。


ザザザザザザザザサザザザザザザザッ!ギィン!ガッ!ザシュッザシュッ!


「がっ!」

「ぎゃっ!」


数秒の間に、逆手に持ったダガーが色々な衝撃を受ける。


僕の体も、どこをどう通っているのか分からない為、時折敵の刃が体を掠めるけど、何とか人や壁にはぶつからずに移動出来ている。

捕まえる予定の二人は壁際で縮こまっているし、そっちに近付かなければ、間違えて斬ってしまうことも無いはず。


「う、嘘だろ…こんなの…」


「ば、化け物……化け物だっ!」


「逃げろ!早く扉を開け!」


「だ、駄目だ!開かない!」


「開かない?!なにがあぁぁっ!」

ザシュッザシュッ!


「ひっ?!」


ガチャガチャッ!


扉を開こうとしているみたいだけど、残念ながらこの部屋から出るのは無理だ。


「な、なんだこれは?!」


「スライムか?!」


出入口の扉、割れた窓。外に出られる場所に、何匹ものスライム達が集まり、封鎖している。


「あ、あれは…」


「だ、だずげでぐれー!」


「ひぃっ?!」


スライムの中には、外で馬を追っていた兵士達が飲み込まれている。僕は走り続けていて見えないけど、スライムに全身を溶かされて、ドロドロになっている事だろう。ゾンビより意識が有る状態である分、それを見た連中の恐怖は大きいはず。


「だずげでゴポゴポ…」


無数のスライム達に飲み込まれ、粘液の中で溶かされていく兵士達。


ザザザザザザザザサザザザザザザザッ!


「ぎゃああああぁぁぁっ!」


「も、もうやめてくれ!頼む!やめてくれー!」


中は中で、僕の斬撃による地獄。出ようとすれば、スライムに溶かされてしまう地獄。どちらに行っても地獄でしかない。


「頼む!何でもするから助けてくれ!」


「兵士たる者が何を!賊を捕まえるんだ!」


「俺達は兵士なんかじゃねえ!殺すならこいつらにしてくれ!」


「貴様!」


その言葉を聞いて、僕は足を止める。


「なるほど。ここには兵士とは別の組織の人間が居るわけだ。」


兵士達の返り血で、僕の全身は血だらけ。ネトネトして気持ちが悪い。石造りの床も血みどろで、生臭い血の臭いが鼻を刺激してくる。


百人近く居た兵士達は、既に七割近くが倒れており、立っているのは近付かないように注意していた一区画の三十人のみ。


計画は二人を生け捕りにしてそのまま退避するというものだったけど、大半の連中を倒してしまった。

と言っても、僕の斬撃は、急所を狙う事も出来ない為、倒れている者達の殆どは、重軽傷者ばかりで、死んでいる者は少ない。時間を与え過ぎてしまえば、また立ち上がって来てしまう。

僕の全力のスピードでの立ち回りで、敵の殆どを制圧はしたけれど、僕の体にも無数の傷が刻まれている。全て軽傷ではあるけど、これ以上の無理をすると、僕が先に倒れてしまう。それだけは回避しなければならない。


「そ、そうだ!俺達は兵士じゃねえ!」


ガンッ!


男が兜を脱ぎ捨てる。


「俺達は兵士に紛れ込んでいただけの一般人だ!悪党を捕らえようとしていただけなんだ!」


この男は馬鹿なのかな?


いくら僕がこの世界に来てから引き篭っていて、色々と疎いとはいえ、この規模の兵士が居る街で、一般市民が兵士達の中に紛れ込むなんて事は出来ない。鎧や兜は、見た限り衛兵を示す為の特別な物。簡単に手に入れられるわけもないし、兵士達の反応は、そんな馬鹿な!というものだから、今回の事だけ志願して受け入れられたような市民ではない。だとしたら、ハンディーマンかフヨルデの関係者で、無理矢理捩じ込まれたという事に他ならない。自分から関係者だと明かしているようなもの。


「貴様は兵士としての誇りが無いのか?!」


純粋な兵士の一人がそう言っているが、そこからも、簡単に兵士には紛れ込めない事が分かる。


「何でも良いから早くそいつを殺せ!」


後ろで叫んでいる兵士は、隊長なのか皆に指示を出しているが、怯えているのが手に取るように分かる。


頬に付着した血を手の甲で拭い取ると、ヌチャッと音がして、嫌な感触が手に残る。


「どうでも良いよ。ここに居る連中は全員殺すからね。」


「っ!?」


僕の事を悪魔か何かだと思っているのか、恐怖の表情で僕の事を見ている。

でも、僕が言った事は嘘だ。何故かというと、赤髪の男と青髪の男は、既にハイネさんとピルテさんが連れ出している。相手にも気付かれず、密かに連れ出したらしいけど、どうやったのかはよく分からない。僕が超速で走り回っている間に連れ出したみたいだ。

相手に敢えて殺すと言ったのは、恐怖感を植え付ける為である。僕が残った連中を殺すと脅せば、彼等はいつ攻められるかと身構える。それが僕の狙いだ。


「死ね!」


タンッ!


僕が叫んで床を踏み切ると、兵士達が身構える。


先程、自分が盗賊の一味だと言っていた男の首を狙って走る。僕の動きに全く反応出来ていない。


ザシュッザシュッ!


男の側面に回り込み、ダガーを、左右から首を挟み込むように走らせる。兜も捨てているから阻む物は何も無い。

殆ど抵抗もなく刃は男の喉と後頭部を切り裂く。


「うわあああぁぁぁっ!」


残された者達が無闇に武器を振り回すけど、僕は一人を殺した瞬間に、ホールの窓から飛び出していた。

彼等は暫く、僕の影と戦ってくれるはず。


「スラタン!」


外に飛び出して直ぐに、ハイネさんが僕を見付けて声を掛けてくれる。


ハイネさんとピルテさんは、肩に目的の男を担いでいる。


「行きましょう!」


「うん!」


二人は、全く傷を受けておらず、僕が囮になった意味がそこにあったのだと思えて、自分に立てた誓いを、誇らしく思えた。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



その頃、シンヤとニルは…


カンッ!キンッ!


「ニル!」


「はい!」


カキィィン!ザシュッザシュッ!


「ぐあぁぁっ!」

「ぎゃああぁっ!」


俺はニルと入れ替わりつつ、迫り来る攻撃を弾き、隙を作り出した相手の股関節を切り裂いた。


スラたん達が建物内に入った後、俺とニルは退路となるであろう場所の近くに隠れていたのだが、中で騒ぎが起こると、塀の外に居た連中が兵士達を呼んだらしく、ゾロゾロと敵兵が集まって来てしまったのだ。

集まって来た兵士達が塀の中へ入ってしまうと、スラたん達の仕事に支障が出てしまうのは明白であった為、俺とニルで集まって来た兵士達に斬り掛かったのだ。


敵を見付けたと、兵士達は俺とニルに群がり、それを処理し続けて、既に五分が経過している。


二十人近くの命を奪ったが、まだまだ敵は残っているし、次々と現れている。


「はあっ!」


バンッ!


ニルが投げた炸裂瓶が爆発し、星型の胞子が周囲に飛び散る。


ガガガガガッ!


「鎧が想像以上に厄介ですね。」


炸裂瓶から飛び散った胞子は、兵士達の鎧に阻まれてしまい、怪我を負わせられたのは一人か二人。

ニルとしては、もう少し効果が有ると思っていたのか、独り言のように呟く。


俺達の使っている刀や小太刀でも、あまり無理に鎧を切り割けば、刃が潰れてしまうような装備だ。炸裂瓶の攻撃力では、弾かれてしまってもおかしくはない。それを確かめる為の一手だったみたいで、ニルの予想通りだったのか、淡々と言葉を吐き出しただけで、驚いた様子は無い。


「鎧をどうにかするという考え方より、鎧を着ていても通用する攻撃を考えた方が良さそうだな。」


「そうなりますと、使える物が制限されてしまいますね。」


炸裂瓶が使えないとなると、物理的なダメージを与える類の物は使えない。俺達が戦っているのは外だし、毒煙玉のようなアイテムも、風で流されて終わりだ。

スライム瓶系統ならば有効に使えそうだが、魔法を使えるならそちらの方が効果を期待出来るだろう。

若しくは、単純に斬撃による攻撃をし続けるのも悪くは無いが…ここから逃げる時の体力も残しておきたい俺達としては、あまり激しく動き回りたくはない。


「ニル。少しだけ時間を稼いでくれ。」


「お任せ下さい。」


ニルは俺の言葉に対し、何の躊躇いも無く言い放ち、盾を構えつつ俺の前に立ち塞がる。


即座に俺は魔法陣を描き始める。


戦闘を行いながら描いても良かったが、ニルが守ってくれるのであれば、ニルに敵を任せて、確実に魔法陣を描く方が安全だ。


「魔法を使おうとしているぞ!」


「押せ!押し切れ!」


「うおおおぉぉっ!」


兵士達が、壁に背を向ける俺と、その前に立ち塞がるニルに向かって走って来る。


弓兵や魔法使いも居るが、兵士達がごちゃ混ぜになっている為、無闇に攻撃を放っては来ないだろう。


「はっ!」


ガキィィン!ガキュッ!


次々と襲って来る兵士達に対して、ニルが盾を使って攻撃を次々といなしていく。


真後ろで見ていると、敵の攻撃がニルの盾に触れる度に、曲線を描いて外へ逸れていくのがよく分かる。いつも見ているニルの盾術だが、改めて見ると、異様な光景だ。

どんな攻撃でさえ、ニルの体に触れることは無く、その全てが磁石の同極を近付けたかのように離れていく。俺も攻撃を逸らしたりはするし、そういう剣技も天幻流剣術には存在するが、ニルの盾術は、それとはまた一線を画したものだ。


「これだけ大きな街の兵士達だと言うのに、この程度ですか?」


「なんだと?!」


ニルの言葉に、イラついた声で返す兵士。


ニルの挑発を受けた兵士達の目に、より強い殺意が宿る。


怒っていないニルが、こういう挑発の仕方をするのは珍しい。そんな事をした理由は、俺の描いている魔法陣が、完成間近である事を確認し、相手が逃げないようにだろう。


「殺せ!今直ぐだ!」


「死ねええぇぇ!」


「うおおおぉぉ!」


兵士達がニルの言葉にもう一歩前に踏み込む。

それに対し、ニルは数歩後ろへと下がり、俺から見て右側へと移動する。


「「「「っ?!」」」」


ニルの後ろに隠れていた俺の魔法陣が目に入り、兵士達が目を見開く。


複雑な魔法陣が白く光っているのを見て、自分達は死地に足を踏み入れたのだと気が付いたのだ。


「まずい!逃げ」

ドドドドドドドドドドドドドッ!


白く光った魔法陣から、数百もの光の球が発射される。


上級光魔法、散光。


光球一つずつの攻撃力は、そこまで高くはないが、それでも上級魔法だ。兵士達の鎧を溶かし、体を貫く程度の威力は有る。


最前線に居た数人は全身を穴だらけにするが、溶かされた傷跡からは血が一切出てこない。焼け爛れた肉が出血を止めているのだ。

穴だらけになったのは、最前に居た兵士達だけではない。その後ろの兵士も、更にその後ろに居た兵士達も穴だらけ。一気に数を減らす事が出来た。


「おっと…凄い事になっているね…」


俺の魔法が放たれて直ぐに、塀の中からスラたんが出て来る。全身が血にまみれて、真っ赤になっている。軽い怪我もいくつか有るみたいだし、中でもかなりの戦闘が有ったらしい。

直ぐにハイネとピルテも塀を乗り越えて現れ、その肩には男が一人ずつ担がれている。青髪の男は首筋に、赤髪の男は耳の後ろに、『Σ』の形をしたマークが入っている。どうやら上手く捕まえられたらしい。

ハイネとピルテには一切の傷が無いところを見るに、スラたんが完璧に二人を守ったのだろう。


「仲間か?!」


「おいっ!あれは!」


「そのお二人をどうするつもりだ?!」


「お二人を解放しろ!」


兵士達の喋り方的に、割と地位の高い連中らしい。これは、一気にフヨルデまで手が届く事になるかもしれない。


殿しんがりは俺達が受け持つ。」


「了解!」


俺が殿を買って出ると、スラたんが直ぐに了解して、敵兵の少ない細道へと走り込む。


「逃がすな!」


「追え!」


スラたんの後ろに続くハイネとピルテ。

それを追いかけようとした兵士達の前に、俺とニルが躍り出て、細道を塞ぐ。


「追わせると思うのか?」


「この道はここで行き止まりですよ。」

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