第十一章 高難度ダンジョン 後編

第125話 上級階層へ

ニルの笑顔を見てから坂を滑り降りていくと、ラトが無双中。ゴンゾーは……


「ニル殿!酷過ぎるでござるよ?!」


「そうでしたか?ごめんなさい。」


「その辺にしておけよ。ラトが可哀想だろ。」


「可哀想なのは、拙者ではないのでござるか?!」


「ゴンゾーも可哀想だが、今は先にモンスターを倒す事を考えよう。」


「そうでござったな!拙者も働くでござるよー!」


ラトの隣に走って行ったゴンゾーは、次々と敵を屠っていく。ゴブリン二体、トロール二体を一気に片付ける。やはりゴンゾーの突破力は目を見張るものがある。

ラトはここぞとばかりに暴れ回っている。足場の悪さもなんのその。トロールの四体とブルースネイルを四体、その牙と爪でサクッと倒す。当然相手も反撃をしてはいるが、ラトのスピードに全く付いていけていない。

俺もトロールの残り二体を倒したが、僅かに角度が付いている床面がどうにも気持ち悪い。動きを制限される程ではないにしても、真っ直ぐではない事が分かる程度には傾いている。

ニルもブルースネイルを倒しながら、何かしっくりこない、と言った顔をしている。


そんな時、残りのモンスターがブルースネイルのみ、八体になった時の事だった。

突然ブルースネイル達が完全に殻に体を仕舞い込み、回転し始める。


「ぬおぉっ?!」


ゴンゾーが転がってくるブルースネイルを避けるが、八体のブルースネイルが次々と転がって襲ってくる。しかも、地形が球状だから、向かってくる時にはスピードが乗ってかなり速い。それに加えてアクアスピアやアクアブレードをランダムに放ってくる。


「厄介過ぎるだろ!」


「動きを止めなければ斬れないでござるよ!」


魔法で止めるにも、次々と襲ってくるから集中して魔法陣を描いていられない。


「ニル!ストーンウォールで動きを止めるぞ!」


「はい!」


この状態で安定して描けるのは、初級魔法。一番効果が高そうなのはストーンウォールだろう。ストーンウォールでは完全に動きを止められないとは思うが、斬れる瞬間を作り出せればそれで良い。


ズガガッ!


転がってくるブルースネイルを避けつつ、ストーンウォールを一つ作り出す。


俺もニルもその出来上がったストーンウォールに別方向から走り込み、ストーンウォールの側面を一気に駆け上がる。


放ってくる水魔法は動いてさえいれば当たることは無さそうだ。


ストーンウォールを駆け上がった所で別々の方向へと跳び、空中でもう一度ストーンウォールの魔法を描く。


ゴガンッ!


俺とニルが駆け上がったストーンウォールに突っ込んで来たブルースネイルがそのまま衝突し、ストーンウォールを破壊する。

しかし、勢いが死んだ為、近くに居たゴンゾーの良い的になる。


ガシュッ!

「もらったでござる!!」


残り七体。


ズガガッ!


俺とニルは次々とストーンウォールを作り出しては跳び上がり、また作るを繰り返し、壁をいくつも作り上げていく。


ガゴンッ!


ガシュッ!

『僕だって負けてないよー!』


討伐は完全にラトとゴンゾーに任せた事で、決着の時は直ぐに来た。


「思ったよりすんなり終わったな。」


「しかし、シンヤ殿とニル殿が機転を利かせてくれなければ、危ない所でござった。」


この四人の中には、重装備でガツンと正面から受け止めるタイプがいない。無い物ねだりをしても仕方ないが、防御力に難がある。それを補うように上手く機転を利かせてクリアしていくしかない。


ズズズッ……


第五十七階層の扉を開く。


「やっぱり来たか…」


この構造で出てこられると厄介だな…と考えていたモンスターが目下に居る。


スリップスラッグ。


身体中から油のようにツルツルと滑る、火に強い粘液を大量に分泌ぶんぴつするBランクのモンスターで、見た目は一メートルの茶色一色のナメクジだ。それが……二十体近くいる。上から見ても分かるほどに下部の床表面がテラテラしている。

当然自分は滑らず、中級土魔法を使ってくる遠距離タイプ。ダンジョンでは割とお馴染なじみのモンスターだ。故に対策はある程度確立されているのだが、そこに厄介な相手が混じっている。


「あれは確か…ソードタートルでしたよね。」


真っ黒な甲羅こうらを持った二メートルの亀。それがソードタートルと呼ばれるAランクモンスターの姿だ。

甲羅にはソードの名前の由来となっている刃物の様な突起がいくつも飛び出していて、硬く防御力に優れるモンスターだ。それが六体。

当然、硬い甲羅の中に体を仕舞う事も出来る。その上中級風魔法を使うモンスターだ。


スリップスラッグが居て、ソードタートル…これだけで配置した理由が分かる。


赤いオジサンよろしく、亀の甲羅をツルツルと回転させながら襲ってくる気だろう。風魔法でスピードと回転にブーストをかけながら……リアルにやられると恐怖でしかない。


Cランクのモンスターはマジックスライムが配置されているが…たったの二体。取って付けたような存在になっている。


「ここから魔法で仕留めてはダメでござるか?」


「どのモンスターも魔法に強いタイプだ。そんな簡単に倒せる段階はとうに過ぎたぞ。」


「そうでござるよなー…」


降りたくない、と顔で言っているが、やらなければ先には進めない。


スリップスラッグの粘液対策としては、大きく分けて二つある。一つは足の裏に土魔法で棘を作り出し、滑らないようにする。しかし、これはある程度床が柔らかい素材でないと意味が無い。


もう一つは、フィールド系魔法を使うこと。

単純に、ツルツル滑る今の床面に、地形効果のある魔法を使って上書きする。これである程度動けるようになる。

ある程度と言ったのは、基本的にフィールド魔法は、相手に対して使うもので、足止め用に使う事の多い魔法。その中に自分達も入っていくのだから、ツルツル滑らなくても、フィールド魔法の効果は受けてしまう。それでも現状よりはマシになるだろうし、それ以外の選択肢は無さそうだ。


使うとしたら水魔法か土魔法、そして木魔法のどれかになる。風魔法では効果が薄いし、火魔法は危険過ぎる。ラトのモフモフの危機にもなるし。

光魔法も火魔法同様だし、闇魔法でツルツルの効果を打ち消すものとなると俺達の動きも大きく制限される魔法になってしまう。


「…どうしますか?」


「そうだな……ニル。スワンプフィールドを使ってくれないか?」


「分かりました。」


ニルが魔法陣を描くと、魔法陣が茶色に光り、床面に泥濘でいねいが形成されていく。

これだけでもある程度は滑らなくなるが…俺はその上にアクアフィールドを展開する。

すると、泥濘、スリップスラッグの粘液、そして水が混ざり合い、攪拌かくはんされていく。泥が床面の粘液を吸い取り、それを水で薄めたのだ。


「これで粘液の効果はほとんど薄まったはずだ。多少動きが制限されるだろうが、滑るよりは良いはずだ。」


「なるほど!魔法を合わせたでござるか!行くでござるよー!」


ゴンゾーが足場を下りる。一度転がり落ちたからきもが座ったらしい。


二十体も居るスリップスラッグがうねうねと動きながら、それぞれ魔法を放ってくる。

ロックスピア、ロックバイト、そしてロックバインドが主な魔法らしい。ただ、いくら足場が悪いとはいえ、身軽な者達が集まったパーティ。この程度の魔法は簡単に避けられる。


ズシャッ!


スリップスラッグは防御力は無いに等しいため、切り付ければ簡単に倒せる。問題はソードタートルの方だ。風魔法でスピードを上げて回転しながらシャリシャリ迫ってくる。

フィールドの効果で少しはスピードが落ちているものの、風魔法で無理矢理回転しながら突き進んでくる。


「はぁっ!」


向かってくるソードタートルに霹靂を使って斬撃を飛ばすが、回転している硬質な甲羅に弾かれてしまう。さすがに回転を止めないと斬るのは難しそうだ。


「ここは拙者の出番でござる!」


ゴンゾーが向かってくるソードタートルに向かってビシャビシャと走っていく。


「また!」


ニルがゴンゾーを止めようとした時。


ごう剣術!」


ゴンゾーが深く腰を落とし、刀を下段に構える。

シャリシャリ近付いてくるソードタートルの動きを見てから、一歩踏み出すと同時に、更に深く低い姿勢へと移行する。


ダンッ!ビキッ!


踏み出した右足は強く地面に踏み込まれ、床面が軽く割れてヒビが入る音がする。


剛上ごうじょう!!」

ガギギギッ!


下段に構えていた刀を、全身を使って一気に斬り上げると、ソードタートルの甲羅の突起とぶつかり合って火花が散る。

しかし、ゴンゾーの圧力の方が強く、ソードタートルの体は圧力に負けて大きく後ろへと持ち上がる。


「…馬鹿力だな……」


ゴンゾーは確かにがっちりしているが、重量級と言える程ではない。ソードタートルとぶつかり合った場合、普通ならばゴンゾーの方が吹き飛ばされるはずだ。

しかし、そうはならなかった。踏ん張る時の体勢や刀の振り方、力を加える方向、それらの全てに、血のにじむような努力を感じた。

俺の剣技と同じだ。刀がそう動くという事が当たり前かのような自然な動き。 彼は技術と力でソードタートルの突進を上回ったのだ。


ベキベキベキベキッ!!


ソードタートルは完全にゴンゾーに押し返され、そのまま転倒。甲羅の突起が激しい音を立てて折れていく。


「せいやぁぁぁぁ!」


ザンッ!


跳び上がり、ひっくり返ったソードタートルの腹部に飛び乗ると同時に、刀を垂直に突き刺す。


ズボッと手足、首、尻尾が飛び出してきて、バタバタと暴れるが、ゴンゾーに触れることさえ出来ず、力が無くなってだらりと垂れる。


「拙者に向かってきたむくいでござる!」


「まだまだ居るのですから、格好付けている場合ではありませんよ!」


「ぐっ……申し訳無いでござる…」


ゴンゾーにとことん厳しいニル。


ゴンゾーがやったように、ソードタートルの弱点は腹。簡単にひっくり返せるようなサイズではないが、ウィンドエクスプロージョンを腹の下に向かって撃ったり、土魔法、木魔法で坂を作ったり…と色々とある。

面倒な相手ではあるが、慎重に戦えば攻略は難しくはない。


こうして第五十七階層のモンスター達を倒し、続く第五十八階層、そして第五十九階層を突破した。モンスターの内容は組み合わせが変わっただけであまり変化は無かった為、それ程苦労はしなかった。


「ここに来てモンスターの変化がとぼしくなったでござるな?」


「次で出てくるモンスターに備えろって事なのかもな。」


第六十階層…中級階層、最後の部屋。


どれだけ頑張って思い出そうとしても、この先に待っている中ボスモンスターは思い出せなかった。完全に記憶から抜け落ちている。


「情報が無くても、開けなきゃ進めないからな…」


ズズズッ……


扉を開く。


構造は変わらず、部屋の中心に四体のモンスターが見える。


真っ白な体毛の小さな猿。これが一番的を射ている表現だろう。遠くてしっかり見えないが、長く鋭い爪と長い牙を二本、上顎うわあごに持っている。


体長は立っても一メートル程で、毛繕けづくろいしながら俺達の方を見上げている。姿を見てもモンスターの情報は一切思い出せない。

ここでは便宜上べんぎじょう、ホワイトモンキーと呼んでおく。


「デカいモンスターが多い中、迫力に欠けるモンスターでござるな。」


「大きさで判断するな。第五十五階層の中ボスはあれより小さかったろ。」


ポイズンボールを思い出して、そう言えば…と嫌そうな顔をするゴンゾー。だが、実際にポイズンボールより上位の階層に現れたモンスターだ。強いはず。

ここまで来て油断が原因で死ぬなんて御免だ。


ホワイトモンキー達は動く気配が無い。さすがに門の足場から魔法を撃っても、遠いし的が小さいしで当てられる自信が無い。それに、この構造の部屋に出てきたモンスター達は皆魔法に対する耐性が高かった。恐らくホワイトモンキーも同じだろう。


「見た事の無いモンスターでござるな…」


『僕も見た事無いかなー。』


「拙者が小手調こてしらべといくでござる!」


またしても飛び出すゴンゾー。ニルの怒りに触れるのが好きな奴だ…


「食らえー!でござるー!」

ガンッ!


滑り降りつつ、魔法陣を描き、ファイヤーボールをホワイトモンキーの一体に放つ。


何かあるといけないから、俺達も援護に降りる。

ニルがちょっとイラッとしたのか片方の口角がピクピクしてたが…見えていない振りをしておいた。


ゴウッ!


赤く光った魔法陣から放たれたファイヤーボールは真っ直ぐにホワイトモンキーを目指して飛んでいたが、悠々と避けられ、むなしく床を焦がす。


「ゴンゾー!下がれ!」


俺の言葉を聞いたゴンゾーが前に出ようとしていた足を止めて後ろに跳ぶ。


ガギィィン!!

「キキィィー!」


ゴンゾーの側面から襲いかかってきていた他のホワイトモンキーが長く尖った爪をゴンゾーに突き立て、それをホーリーシールドが弾いた音が聞こえてくる。


牙をき出しにして悔しそうに叫ぶホワイトモンキー。


「い、いつの間にでござるかっ?!」


着地したゴンゾーが驚きの表情を見せている。


一番前に居たゴンゾーには見えていなかったらしいが、後ろから駆け寄っていた俺達にはよく見えていた。


このホワイトモンキー。Aランクモンスターの中でも屈指くっしのスピード特化型モンスターらしい。


ゴンゾーが驚いていたのも無理は無い。ゴンゾーを襲ったホワイトモンキーはゴンゾーから見ても十メートルは離れていた。その距離を一瞬で詰めたのだ。ゴンゾーが俺の声を無視して突っ込んでいたら、他のホワイトモンキーも続けて襲ってきて、一瞬でホーリーシールドが弾け飛んでいただろう。


四体のホワイトモンキーはこちらをうかがうように、そして挑発するように、爪を舐めている。


「ぐぬぬ……」


「ぐぬぬ…ではありませんよ!」


ニルは怒っているが、そんな事をしている場合ではないと理解しているらしく、それだけ言って口を閉じ、黒花の盾を構える。


ゴンゾーは確かに強いが、先走るところがある。恐らくソロプレイや少人数での戦いに慣れていないのだろう。

常に援護があるとどこかで思っている動きをしている。危なっかしいし、ニルじゃないが、後で少し強く言っておこう。


「ラト。」


『へっへーん!僕の速さには敵わないもんねー!』


バチバチッ!


黄色の魔法陣を描き出すと、ラトの体が帯電する。


「な、何でござるかその魔法は?!」


「話は後だ!ニル!」


「こちらはお任せ下さい!」


ニルはゴンゾーの前に出ると、黒花の盾を構える。確かに相手は速いが、今のニルならば、受け身に構えれば相手に出来るだろう。


ここはスピード自慢の俺とラトで片付ける。


「俺もラト程じゃないが、スピードには自信があるんだぜ。」


ぐっとひざを曲げて右足に力を入れる。


パキッ!


床の割れる音が聞こえて来た瞬間に十メートルは離れていたホワイトモンキーの目前まで一足で跳び込む。


「キッ?!」


俺のスピードに驚いたホワイトモンキーの目が丸く見開かれる。


「キィー!!」


右腕を振り上げて爪を俺に当てようとするが、その手前で俺は着地、スピードをゼロに殺している。

ホワイトモンキーの爪は虚しく空を切る。何度か使ったフェイントだ。


「はぁっ!」

ザシュッ!


肩口から腰を斜めに切り裂くと、真っ赤な血が吹き出し、ホワイトモンキー一体がその場に倒れる。

スピード重視の戦い方は、ただ速いだけでは意味が無い。緩急かんきゅうがあってこそ最大の武器となるのだ。

緩急も無しに最大の武器として戦えるのは、ラト程のスピードがある者だけだ。


ゴキンッ!


ラトがホワイトモンキーの一体に噛み付き、首の骨を折った音が聞こえてくる。


「キキィィー!」


そのラトに噛み付こうと飛び付いたもう一体。


「キッッ?!」


たった今、目の前にいたはずの全長三メートルの巨体が、そこにはもう無い。

驚きの声を上げたホワイトモンキー。


『遅いよ。』


べキャッ!!


その真後ろに回り込んでいたラトの右腕が、ホワイトモンキーの頭を後方から捉える。

ホワイトモンキーの頭は半分潰れ、回転しながら飛んで行くと、何度か床を跳ねて坂を登っていく。やっと勢いが止まると、ズルズルと赤い線を引きながらホワイトモンキーの亡骸なきがらがずり落ちてくる。


ラトの前でスピード自慢とか二度と言えないな…


「キキィィー!」

ガインッ!


「ここです!」

ザシュッ!


最後の一体がゴンゾーの盾になっているニルに向かって行ったみたいだが、ニルの防御を突破することは出来ず、首筋を斬られてよろよろと倒れていくのが見える。


「ゴンゾー。」


「も、申し訳ござらん!」


「………」


「……拙者浮かれていたでござる。二度とせぬゆえ!」


そう言われてしまうと、三年間ここにいた事実が頭を過ぎってしまう。

自分で気付いて直すと言っているのだから、それを信じよう。このダンジョンに挑むと決めたのだから、本来の実力は申し分無いはずだ。


「……分かった。もう言わないよ。

一度休憩を取ってから、後五階層進もう。時間的には余裕なはずだ。」


かたじけないでござる!」


深々と頭を下げたゴンゾー。

ニルもこれ以上は何か言うつもりは無いらしく、一度目を閉じて終わった。


六十階層をクリアした俺達は、一時間の休憩を挟み、ついに上級階層である六十一階層へと足を踏み入れた。


ズズズッ……


第六十一階層。


「エグい……」


一応心を落ち着けて、準備万端で入った上級階層だったが……そんな言葉が口をついて出てきた。


部屋の構造は真四角なだけの部屋で、広さは六十メートル四方。部屋に殺される事は無いが……モンスターの内容がエグい。


ここからはCランクのモンスターが消え、Bランク少数、Aランクわんさかという内容だったと記憶していたが…ここまでとは……


Bランクアシッドスライム三体。これはまだ良い。


問題はAランクモンスターだ………トロール三十体。


もう反対側の壁が見えないんだが……

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