42 JKをデートに誘え!
レベル上げを一旦終えて、日常へ。
・・毎日モンスターと殺し合い。俺は何やってるんだ?引きこもりオタクだったのに
もう、闘いたくない・・。しかし2日後には、またバトル予定。
唯一救いなのは、宇都宮コハル。今!生きる意味はそれしかない。
――俺は家に引きこもり、ずっとコハルちゃんの事考えてる。好きだ。
今日は買い物予定だけど、お昼過ぎまで自室で寝てた。久しぶりだな、グダとするの。やっぱり幸せだ。出来ることなら、このままこうしてたい。そしてコハルちゃんと結婚したい。しかしその願いは
「堀田はん!出番や!」
おっさんによって打ち砕かれる。
「はーい・・」
やる気なく出てく。
「・・・」
コハルちゃんは?居ないのか。それなら、
ワスプなんて要らないな。そう思いながら、仕方なく。キャンプに入る。そこで気付いたのは、アイテム、素材の多さ。
素材B C S T A Y E
「なんだこれ?」
思い付くのは、なんかの文字じゃない?ってこと。
「英語だな」
蓮賀さん。
「お疲れ様ー」
おお!コハルちゃんだ。俺は急に一生懸命に文字列を考える!えーと?ここがこうなるから・・?
「現金な人やなあ」
「何か出来ることないかなって思って」
今日は、コハルちゃんはゆっくりするように、蓮賀さんが言ってたけど、やっぱり親友の弥子の事が、心配なんだろう。
いや、もしかして・・俺に会いに来た?
最近、俺も強くなってきたし!そろそろ、アプローチすべきじゃないか?だって、冷静に考えたら、会ってない間に、誰かと出会うかもしれない!そりゃあ学生だもんな。クラスメイトもいるわけだから。まずい。バトルしてる場合じゃないぞ、これは・・!
「コハル?どうしたんだ?今日は休めって、言ったろ?」
「蓮賀さん。あたし居ても立っても居られなくて!弥子を助けたい!」
「気持ちは解る。でもな、下手に動くと、開発者に、気付かれる」
「・・はい」
コハルちゃんは、連日バトルの疲れもどこへやら?激闘にも関わらずやる気いっぱい。
可愛いって無敵だな。感心して見とれてると、
ふと思いつく!
2人の距離を一気に詰める方法が思い浮かぶ!デートに誘おう!
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