存在

この世に自分は存在しない。いるのはいつだって私という存在を象ったものだけ。自分が自分でなくなるような感覚。自分のことは自分が1番わかるという慢心。世界を俯瞰する、空を飛ぶ夢を見ている。鏡に映る私に私は宿っているのだろうか。疑心に満ちた視界。心を可視化できるのなら、私は一体どんな姿をしているのだろうか。

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