一つの言葉を定義づけてからのラストまで、またまた熱い骨太の作品で感服いたしました。よかったです。その力強さにぐいぐい引き込まれてしまいます。
私もこれまで言葉の弾丸を放ったり、受けてきた身としては、ラストは身につまされますね。
ただ銃創に残った弾丸に込められた思いから、生きることを選択し彼女を抱きしめるというラストを想像してました。（銃創が熱を帯びたのなら……）
確かに言葉は弾丸にもなりますが、ポーションにもなりますよね。

さてここからは小説からは離れますが、拳銃で43㎜口径というのはちょっとでかすぎますね。（比喩ですので問題ないことは重々承知しております（^^；））
例えば拳銃で32口径とか38口径というときの数字は、ｎ/100インチ（25.4㎜）のｎのことです。43㎜だともう機関砲の領域ですね。

素敵です。
胸打つ熱さに私の胸も撃たれました。きっかり４３ミリの穴がぽっかりと開きました。