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目次
ひとり小芝居 ～140字小説集～
文月みつか
１．プロローグ
「プロローグってなくてもよくない？」
「えっ？ 読者を引きこむ有効な手法じゃん」
「上手く機能すればね。でも失敗例のほうが多い気がする。変に説明臭かったり、伏線張ったのに回収できない事故もあるし」
（ぎくっ）
「それ序章じゃなくて第一話だよねって思うこともある」
「一発目から敵作らないでー！」
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