火曜彼氏

あー、やっぱり雨降ってきちゃったかー

…ん?あ、あの子、傘忘れちゃったのかな?


「あのー、良かったら俺の傘使いますか?

…あ、俺、ですか?俺は別に急ぎの用事も無いし。

それに、ほらっ!あっちの空、晴れてきてるし、もうちょっとすれば上がりそうだし。


…え?君も急いでないの?時計気にしてるみたいだったから、てっきりこれから彼氏とデートなのかなって。


…え?彼氏なんかいない…そ、そうなんだぁ。こんなに可愛いのになぁ…


じゃあさ、俺が彼氏に立候補してもいいかな?ってさすがに急過ぎるか😥

…んーじゃあ、まずは友達からならどう?ダメ?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る