悪い意味で？ 主人公にとっては田舎娘を絆して風俗に押し込んだだけ、でも何故かその彼女を忘れられず、また彼女も主人公に精神的に依存していき……
結末は悲しいかもですが、この何気ない出会いでも彼女にとっては救いだったのでしょうかね？
少なくとも主人公にとっては、下手したら妻以上に忘れられない女となったかもで、そういう意味では報われてるのかな、と

綺麗事では済まない世界の無常感漂う物語でした。みゆきは最後に一瞬だけ幸せに触れることができたけど、客観的に見るとそうではない。誠の心情もリアルで、飾らない物語が印象的でした。

愛情に飢えた一途な女の情念と、気まぐれで薄情な男の、直球に対して怖気付くコントラストが際立った面白い作品でした。

先日は読みます企画へ参加頂きありがとうございます。
早速ですが。

本日11月12日「拾った女」を「読んで良かった作品」へ掲載いたしましたので、そのご報告です。
掲載ページは次の更新までの間、新規紹介作品となっております。
一読頂き、感想文に問題が無ければそのままで、もし何かありましたら、当該ページにて申し付けください。
修正等の対応を行いますので。

このコメントは確認後削除して頂いて構いません。
以上、よろしくお願い致します。

はじめまして。
拝読いたしました。
その世界の事をとても自然に、そして達者な文章で描いておられる前半は、思わず釘付けになりました。
後半は、少し話が早く進んだ感はあるものの、充分楽しめました。
もっと、みゆきの心理が濃く伝わってくれば、更にステキな作品になったのでは？　とも思います。
しかし、立派な、読み応えのある作品でした。