第11話 一寸先は闇
何つーかさーやってらんないって感じ
いよいよ世紀末だなあ
と、その時、
「かかった。」
人身催促は急速に迅速催促
「バキッ」
サヌが地蔵を破壊した音である。なんだ、まだやっていたのか。そんなことはおいといて、こわれた地蔵から光が出てきた。
「よくやった。これからおぬしは畜生道を脱し、修羅道に生きるがよい。では、さらばじゃ。」
光はそう言うと、光は消えた。
というわけで、さぬきのみやつこ、通称サヌは、修羅道に生きることになった。めでたしめでたし。いったいいつになったら人間道になれるのであろうか。
で、愛上男はというと、釣竿に何かひっかゝった感触があった。相当大きいものである。何だろう、と思ひつつ、サヌは、違う/\もとい、上ちゃんはつりざおを力いっぱいひっぱった。重い。上はさらにひっぱった。と、水面から何か出てきた。上は皿に引っ張っ田。
「ドゝゝゝド」すると、あ、やっぱり上の(ここでいう上とは↑という意味。愛上男のことではない。)言葉取り消し。もとい、そうして何とかさおをひっぱり上げた。すると、さおの先には黒い旅客用大型自動車、つまり「ブラックバス」がひっかかっていた。上はブラックバスを釣り上げたわけである。めでたし/\。
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