33 君らがこぼす
君らがこぼす
”だって” だとか
”無理だよ” だとか
聞くたび腹が立っているんだ
”お前も同じ言葉を使うくせに”と
僕の心の中の僕が嗤う
口に出すことが出来ないのは
僕が馬鹿で臆病なせいだ
一歩踏み出す度胸もない僕は
また
その声に耳をふさいで
聞こえないフリをする
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。