24 人と話すのが 僕は

人と話すのが 僕は あまり好きじゃない

別に言葉を話せないわけじゃないけれど


ただ


若く幼い彼らの言葉

電脳世界で生まれた言葉

到底 僕には理解し難くて


話していても

"何言ってるんだこいつら"

頭に入ってこない中身


まぁいい それはきっと相手も

"同じこと"

だろうから


長い付き合いのあの子はいつも

生まれた言葉たちに馴染んでいて


ただ


"僕には使わないで欲しい"

なんて言うことは出来ないから


また


今日も適当に

当たり障りなく返事をしよう

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る