第3話 言の葉
例えばそれは、ひとを傷つける
決して触れられたくない場所に手を伸ばし、再び立ち上がることもままならないほどの、傷を与える事が出来る
冗談で言ってしまったひと言
疲れた気持ちのまま、出てしまったひと言
苛苛した気持ちが乗ってしまったひと言
だけど、いくら相手を傷付けた事を後悔しても、出た言葉を消す事は出来ない
打ちひしがれて、己の未熟さを呪ったとしても、そんな自分を救ってくれるのもまた、思いやりの込められた優しい誰かの言葉
現実に口に出して言の葉を紡ぐ事が恥ずかしく、難しいものであっても、相手の顔を見ずに気持ちを伝えることの出来る文字ならば、大切なひとには、出来る限り素直に気持ちを伝えたいと思う
例えそれが二次元の世界であってもそれは変わらない
わたしと関わってくれている全ての大切なひと達へ
ありがとうと伝えたい
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