第194話 もうアリスなしには

 僕は、これまで一回もナンパをしたことがない。


「いやいやァ~…、俺とアリスは、『運命の赤い糸』で結ばれているんだぜェ……😆🎶✨

 きっとォ~ー……❗❗」

 小指を立てて自慢した。



「な、何を言ってんだよ。

 『赤い糸』でなんか、結ばれてねェ~ッてェ……」

 懸命に僕は手を振って否定した。



 アリスは、祖父ジーちゃんと再婚したのだ。


 戸籍上は、僕の祖母バーちゃんと言うことになる。

 その祖母バーちゃんと幼馴染みのアキラが肉体そういう関係を持ったら、厄介なことになるだろう。



「何でだよ。もう俺の身体はアリスなしじゃいられない身体になっちまったんだから……😔💦💦💦」



「な、何だ。そりゃァ~……😔💦💦💦

 危険ドラッグかよ……」







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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