日々是雑記―作品関連隔離茶屋

新作『双星の天剣使い』のこと

　今は昔……というより、四年前の今頃。

　初代編集様は、右も左も分からない僕へこう言われました。

『書きたい物があるならば、まずは売れてからにしてください』

　正論……！　余りにも正論…………！！

　でもなぁ、それを許されているラノベ作家さんって、レーベルを代表する大エース様くらいなんですよね。

　……僕ですか？

　僕は三つ葉マークです（断言）。まだ尻尾があります。

　なので本来、書きたいものって企画で通せないんですよ（ダークファンタジーは死んだ）。実際、『双星』は3～4本の中から選ばれました。

　あ、内容は完全に書き下ろしです。

　何処にも公開していませんし、内容を知っているのは、編集様（※編集部の方も読んでいるらしい）、僕、cura先生しか知りません。後はドラゴンマガジンを読まれた方ですね。

　信じられないかもしれませんが……この作品、先行作ほぼ存在しません。

　内容を出た後で解説したいくらいですが、本当に存在しないんです。

　なので、身も蓋もないですが買って下さい！　この分野、掘ってほしいんですよっ！！　金鉱脈ですしっ！！！

　あと、売れたら「公女」よりもアニメ化は早いかもですしね（それはそうと……そろそろ、してくれてもいいんですよ、ええ……）。

　イラストをcura先生が引き受けて下さったのは、御好意と『そっち系を書いてみただかった』という御縁です。ありがたや、ありがたや。

　11月発売までに、情報出たらまたお報せしまーす。

　取り合えず、正ヒロインの白玲さんは可愛いですよ。