気晴らしの公女雑記

 まぁ、ネタバレは出来ぬのですが、web内容の補足をば。

 本編より二百年前、人族と魔族は全面戦争をしています。これが所謂『魔王戦争』です。

 戦争自体は初期人族圧倒。何しろ……魔都まで攻め入ってますしね。魔王様が自ら戦闘しているという事例は、つまるところ追い込まれていたということですな。

 が……最終的に、人族は血河以西を喪いました。しかも『流星』他数多の勇士も戦死。特に狼族はこの戦争で人材が払底。以後は、戦闘能力が高い人は殆ど出て来ていません。カレン位ですね。

 以降、人族は血河を挟み、ルブフェーラ及び西方諸家は魔王軍と相対しています。

 ……二百年、戦争を選んでない時点で、魔王様の性格は何となく推測出来ると思います。無駄な戦争はしません。人族よりも余程、話が通じます。

 これはどんな戦役にも言えますが、『魔王戦争』には初期・中期・後期が存在します。その話を書くのは相当先だと思いますが、此処を読んでいる読者様に一つだけ。


 ……『魔王戦争』の乏しい情報と、『血河の会戦』、少しばかり違和感がありませんか?


 引っかかりを覚えられている読者様、当たりです。

 さて、気晴らし終了! 原稿、書きまーす。

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