陰キャの俺の彼女が実はアイドルだった!? 〜マネージャーになって芸能界トップを目指す〜

こーへ

プロローグ

 新作を始めました!


『普通のサラリーマンの俺が何故か国民的女優と偽装結婚していた件』をお読みになって、こちらにも顔を出してくれた方ありがとうございます(๑˃̵ᴗ˂̵)


 新作から初めて私の作品を読んでくださった方もありがとうございます、是非偽装結婚も呼んでくださると嬉しいです(๑>◡<๑)


 暫くは執筆活動に力を入れていきたいと思います。


 大学4年生で就職活動も終わり、時間的余裕があるためエタる事はないのでご安心ください!


 必ず投稿していくので是非読んで頂けると嬉しいです。


 それではどうぞお楽しみください(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾



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 今は4時過ぎ、放課後の時間だ。俺は告白という一大イベントに臨む。今は体育館の裏で彼女を待っている。心臓は今日一日中バクバクしていて受験並みに緊張してしまっている…。


 告白する相手は同じクラスで隣の席の水島あかりさん。いつも俺にすごく優しく接してくれる。俺はそこに惹かれた。


 だけど彼女はクラスから浮いている。それは俺も同じだけどね…。


 多分見た目と性格が原因なんだろう。


 彼女はいつも眼鏡とマスクをしている。だから俺は彼女の素顔は見たことない。昼食の時はそそくさと教室を出ていってしまうし。


 それに髪型は三つ編みのおさげという典型的な真面目な格好だ。


 性格はもちろん優しくて俺は素晴らしいと思うが、少し人見知りだ。


 隣の席になって2週間経ってからようやく話してもらえたし……でも話しかけられている俺はまだマシで、他の人と話しているところなんて見たことない。


 そんな俺に告白して望みがあるのかと言われると正直わからない。


 多分失敗すると思う…。


 でも父親はこう言っていた。


『やらない後悔よりやる後悔をしろ。』


 この言葉のおかげで俺は受験でこの高校を受けて合格した。


 でも普段はこれは出来ていなんだけど……友達作りたかったのに高校入ってからは結局ほとんどいないし…。


 ってマイナスな事を考えちゃダメだ!告白まで失敗してしまう。


 俺はプラス思考へと切り替えて水島さんが来るのを待った。


 5分ほど経っただろうか? 足音が聞こえてきた。


 足音のする方向を見てみると、歩いてきていたのは水島さんだった。


 俺は人という字を手のひらに書いて3回飲んだ。緊張した時のおまじないだ。少しでも緊張を和らげたかった。


 彼女は俺の前に来た。顔は俯いてしまっているが。


『あの、呼び出したりしてごめんね?』


『……大丈夫…。』


『今日水島さんを呼び出した理由なんだけど、聞いてくれるかな?』


『うん……。』


『あの……今日は水島さんに告白したいから呼び出しました! いつも水島さんは俺に優しくしてくれて、そんな心が綺麗な水島さんに俺は惚れました!どうかこんな僕で良ければ付き合ってください!』


『……。』


『返事は今貰っても大丈夫かな…?』


『うん……。』


 水島さんは深呼吸をしてまた話し始めた。


『私が…こんな見た目でも好きでいてくれたの?』


『当たり前だ!俺は水島さんの内面に惚れたんだ。それに俺は水島さんがどんな顔でも好きだ!』


『本当に本当……?私が眼鏡とマスクを外した姿を見ても気にしない?』


『俺は何も気にしない!』


『じゃあ高校入ってから初めて他の人に私の素顔を見せるけど、引かないでね?』


 そうして彼女はマスクと眼鏡を取った。そして三つ編みを解き、ストレートの髪にした。


 そして顔を上げた時俺は度肝を抜かれた。


 とてつもなく端正な顔だった。


 ぱっちりとした二重の目に、スラッとした高い鼻。それにぷるっとした唇に、きめ細やかな肌。


 彼女の容姿ほど優れた人を見たことがないほど綺麗だった。


『私、実はアイドルをやっているの。それで顔を隠して学校で生活していたの。人見知りなのは本当は嘘で、人と関わらないようにしたらバレないかなと思って誰とも話してなかった。』


『そうだったんだ、めちゃくちゃ驚いたよ。こんなに綺麗だったなんて…。』


『自分ではそう思わないけど、容姿のせいで色々と危ない目にも遭ってきたから隠すのが好都合だったの。それでね、返事なんだけど……しても大丈夫かな?』


『あ、うん。お願いします…。』


『こんな私で良ければ東君の彼女にしてください。私も東君が好きです!』


 え?マジで?神様、これは現実ですか?


 内面に惚れたのは違いないけど、こんな絶世の美少女に好きって言ってもらえるなんて…。


 俺は急いで返事をした。


『ありがとう!俺達付き合うって事で良いんだよね?』


『もちろん!これからは2人きりの時は普通に話すね!』


『やったあああぁぁぁ!!!!』


『もう、喜びすぎだよ? 私も嬉しいけどね!』


『あ、でもアイドルが付き合っても大丈夫なの?』


『私アイドルって言ってもそこまで売れてないからね…。そうだ、今から家に来てよ!隣だしね!私のアイドル活動のDVDとか見せるから!』



 そうして俺達は付き合い始めた。もちろんこの告白によって2人の人生が大きく動いたのは間違いないけど、まさか俺がマネージャーになって彼女をトップアイドルにするとはこの時は知る由もない……。



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 先程述べましたが新作になります!


 星とフォローをしてくださるととても嬉しいです。よろしくお願いします(●´ω`●)

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