哲学者殿


其れ等の事に

私は答える術を持たない


私と云ふ物質から

不可逆的に放たれた


色彩も質量も無い

仮死状態の言葉の羅列


其れ等は他者の熱に触れ

漸くと、産声を上げたる物で


故に、意味合い等は

既に、其方に委ね申した


紡ぐが思うままなら

感じるも又、思うがままに


余分な価値観の介入など

実に無粋で御座いましょう


とどのつまり、詩と云ふものは

何処迄も自由であれば良いのです。






まぁ、才も無き私如きの

持論では御座いますが。

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