転生軍人の異世界旅行記

元世界設定

　この世界は、4つの国がそれぞれ戦争を始めてしまった世界。東の国アルター帝国、西の国ミルラルド聖皇国、南の国シェイント海底国、北の国エーラリエ帝国。

　それぞれの国がお互いに兵器を使い戦争をしているなか東の国アルター帝国の採石場で奇妙な物が発見された。その奇妙な物は発見した人の手に吸い付くかのようにその人の手の中に収まった。その人物は、たまたま王の命令でこの地に来ていたカーミヤ王子だった。

　王子はすぐさま宮殿へと戻り王にこのことを話した。王はとても興味をしめし、すぐさま学者達に命令し、調べさせた。

　そして、分かったことは、フリントノック式銃のように銃弾が撃てる事と、発見者にしか使えないことが分かった。剣や槍などの近接武器メインのこの世界では、とても貴重な武器であった。HG《ハンドガン》が多く発掘されたが、稀にAR《アサルトライフル》やSR《スナイパーライフル》などが発掘された。

　このことが、他国に漏れ、各国で発掘が始まった。いつしか、世界の中央に最強のgans《ガンズ》があると、噂になり、各国がそのgans《ガンズ》を手にし、世界の覇権を取るために戦争が始まった。

　そして、剣や槍などの時代から発掘されたアーティファクト、gans《ガンズ》の時代が始まったのである。

　そして、十年経った所から主人公の物語は、始まる。