第26話
「最近、人間はロケットって言うヘンテコな物で宇宙を調べてるそうですよ。
いずれは、宇宙で生活するって変な事、テレビで言ってました。」
「何だと、私達のキラキラ星が発見されたら、人間から荒らされるじゃないか!」
「別にキラキラ星に荒らされる物なんて有りませんよ。」
「馬鹿こけ!
キラキラ星には、私の愛する嫁が居る。
可愛すぎて連れ去られたらどうなるんだ!」
「誰も、あんな、おばちゃん、お金を積んでも連れ去られませんよ。安心して下さい。」
「お前、ホント、私の事をなめてる???」
「いえいえ…。」
「それは、良いとしてキラキラ星には、地球上で稼いだ、お金を妻に送っているんだ!」
「夫婦で、オバケ派遣の給料をネコババして、私に騙していたんですか?」
「あっ…。口が滑った…。」
「取り敢えず、オバケ派遣に頼んで、キラキラ星に大量のオバケを送り込んで、キラキラ星に入り込ませるな!」
「了解!」
ー数日後ー
「大変なニュースが舞い込みました。
アンポロ98号が摩訶不思議な星を発見しました。
アンポロ98号の乗組員が星に降り立ちます。」
「長旅、ご苦労でした。」
オバケ派遣は、隊長の指示を裏切り、アンポロ98号の乗務員を接待した……つもりだった。
「何だ!この星は…気持ち悪い!
オバケの溜まり場か…逃げろ…。」
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