用語紹介② S.M.A.R.Tの詳細


*概要


1946年に国連事務局の傘下に設置された情報部の後進組織。初期の組織は全世界の情報を統制・管理するために設立されたが、その後、国際警察の役割を果たすようになった。近年は、空母などの開発(軍事化)を進めており情報組織としての形を逸脱している。

各国に本部が置かれており、総本部はニューヨークに設置されている。ちなみに、アメリカ本部はワシントンD.C.にある。各国本部は総本部であるニューヨーク本部の麾下にある。しかし、日本本部(東京)だけは総本部の麾下にはない。ニューヨーク本部(総本部)と日本本部は同じ権限を持っている。そのため、本部内の組織編成はほぼ同じである。



*歴史


1946年に国連事務局の傘下に情報部が設立される。1947年に専門機関として格上げされる。それと同時にWISEという名称に改称される。冷戦が激化するとWISEは西側諸国に情報を提供するケースが多かった。それに対し、ソ連を中心とする東側諸国は、WISEの完全中立化を提言。WISEは国連の専門機関ではなく安全保障理事会の麾下の組織としてS.M.A.R.Tの名で設置される。

度重なる紛争やテロによって国連の機能不全が明るみに出たためS.M.A.R.T幹部は安全保障理事会の麾下から脱し、S.M.A.R.Tを完全独立した組織にすることを決意し実行した。現在は完全独立した組織だが形式上は安全保障理事会の麾下である。



*S.M.A.R.T麾下の機関


・SMI( S.M.A.R.T Medical institution)


・SDO( S.M.A.R.T Development organization)


*ニューヨーク本部(総本部)の組織


・特別担当部-監視課-防諜課

・作戦本部

・管理部

・人事部

・資料部

・統合分析部

・情報本部

・統合技研部(開発研究部と科学技術部が統合された)

・経理部

・警備部-公安課

・刑事部


*日本本部(東京)


・参謀本部

・管理部

・人事部

・資料部

・統合分析部

・統合技研部(開発研究部と科学技術部が統合された)

・経理部

・公安情報本部

・刑事部-捜査一課(東京)-捜査ニ課(大阪)-捜査三課(福岡)-捜査四課(札幌)-捜査五課(仙台)


*S.M.A.R.T階級・権限レベル


S.M.A.R.Tの階級はレベルごとに分かれており、情報閲覧の権限も階級のレベルで違う。


・捜査官の階級


レベル9〜10:高等特別捜査官(高特)

レベル8特別捜査官(特官)

レベル7:准特別捜査官(准特)

レベル6:上等捜査官

レベル4〜5:一等捜査官

レベル2〜3:二等捜査官

レベル1:三等捜査官



レベル10:長官など

レベル9:各国本部長や総本部の部長

レベル8: 各国本部長や総本部の部長

レベル7: 各国本部の部長や各国の支局長

レベル6: 各国本部の部長や各国の支局長

レベル5: 各国本部の部長や各国の支局長

レベル4

レベル3

レベル2

レベル1



*S.M.A.R.T役職


捜査官

事務官

管理官

理事官

技術官(技官):エンジニアや医者などの特定の技術を所持する者を指す

情報分析官

一般職員



*捜査・任務時の人員規模


S.M.A.R.Tではチーム制を採用している。

捜査や任務を行う際、S.M.A.R.Tでは、単独任務、ツーマンセル、チームというような規模で行う。(*例外有り)

一方、S.M.A.R.T日本本部管轄区域では、日本の警察組織と体系が類似している。



*S.M.A.R.T職員の人数・予算など


S.M.A.R.Tの職員は公式では20万人だが、協力者などを含めると実際300万人以上いる。

予算は公式で発表されておらず不明。

収入源は、傘下の企業(一般企業に装っており一般人はS.M.A.R.T傘下の企業だと気づいていない)の利益だと推測される。





*主要関連施設


・ニューヨーク本部(総本部)


・日本本部(東京)


・東京本部


・IP-アイスプリズン(Ice Prison)


・UP-アップ(Underwater prison)


・ブラックキャッスル(Black castle)


・S.M.A.R.Tアカデミー日本校


・S.M.A.R.Tアカデミー本部校


・クリムゾンハウス-紅の館(Crimson House)


・ハント研究所(Hunt Laboratory)


・メソッド(Method)


・サブジェクト(subject)



*歴代長官


1.ピーター・ホープ

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

10.

11.

12.

13.リガード・バレンシュタイン




*武器・テクノロジー


・ターナー銃

通称『ターナー』

S.M.A.R.Tの捜査官の通常携帯装備。一般の拳銃とは違い、銃口が上下に2つある。上が殺傷可能な弾丸の銃口で、下が麻酔弾用の銃口である。弾丸は全部で6発装填可能。麻酔弾は液体のため麻酔液がなくなるまで打つことができる。名称はS.M.A.R.T開発者のターナー技術官にちなんでいる。


・ニクセム狙撃銃

S.M.A.R.Tが保有する最新鋭の狙撃銃。オートマチック(自動装填)方式を採用。最大有効射程距離は約5000メートル(5468ヤード)。



・ポップジェット

S.M.A.R.Tの垂直離着陸輸送機。ポップジェットの『ポップ』は決して人気があるから名付けた訳ではなく、単に開発者の名前から取ったものである。


・キングジェット

ポップジェットの垂直離着陸大型機。


・カーディナルファースト

カーディナル級の初代。垂直離着陸機であり、空の司令室と言われている。


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