「今日何の日か知ってる？？」

「んっふふ～、じゃーん！！！

ハッピーバレンタイン！！私特製バレンタインチョコを贈呈しまーす！」

「あっ、今嫌そうな顔したでしょ！！失礼しちゃうなーもう。

ちゃーんとお母さんに味見もして貰ったし、レシピ通りに作ったから去年みたいに失敗してないってば。」

「形も綺麗に出来たし、可愛くデコレーションしたんだよ？」

「ほらほら！君の好きな青のラッピングなんだよ？私はピンクが可愛いと思ったけどやっぱり君が好きな色がいいかと思ってさー。」

「せっかくここまでがんばったのにさぁ、君、何で死んじゃったのかな。」

「今日本当は君に言うつもりだったのになぁ。」

「…好きだよ、ばか。」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい