悲しくて切ないけど、いいお話ですね。

切ないお話ですね。
結局、紫先生が見ていたのは、藍さんだった。だけど古い手紙を、命を絶つその時まで持っていたのですね。もしかしたら愛さんにも、特別な思いがあったのかも？

それがかつて望んだような想いではなかったにせよ、紫先生の役に立てた事が、愛にとって救いになったのは、間違い無いですね。
いずれ向こうで会う事があれば、その時はまた、新しい関係が築けるかもしれません。今度はもっと、素敵な関係を。

生きている頃は一度だって会うことのなかった紫先生。もしかしたら、会えば甘えずにはいられなくなるかもしれないから、わざと会わなかったのかも。都合のいい想像かもしれませんが、ついそんな風に考えてしまいます。

叶うことのなかった青井さんの恋、彼女の中で、けじめはつけられたでしょうか？