第5話 なんでもいいや

目覚めた時、まず最初に考えたのが、

「ここどこ?」

答えはすぐにわかった。

ネカフェだった。

よく使うネカフェとは、少し違った。

知らない場所のネカフェ。

俺はなんでここにいるんだろう?

昨夜の記憶がなかった。

俺は家に帰って寝たはずだ。

時間を確認しようとスマホをみた。

朝の8時。

今日はバイトがあったはずだ。

急いで、通知を確認すると、バイト先から何度か電話がかかってきていた。

ちょうどその時、バイト先から電話がかかってきた。

「めんどくせぇ」

そう思ってしまった。

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