第3話 次へ

あれから、半月がたった。

毎日2時間配信していた。

配信仲間もできた。

企画なども考えるようになった。

いつも聞いてくれるリスナーもできた。

配信が楽しかった。

 それから、バイトを始めた。忙しくなった。それでも、配信を辞めなかった。生活費の為に毎日、深夜から朝までバイトをした。少し寝て、配信を始める。そんな日々を送っていた。

 ある日、バイト中に倒れてしまった。救急車で運ばれる途中で目を覚ました。「名前と年齢いえますか?」なんて聞かれてたが、なぜか答えなかった。

黙っていたら、もう一度同じことを聞いてきた。

俺は慌てて名前と年齢を答えた。

 

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