冷たいけど暖かい

間違えて冷たい方を買ってしまったらしく幼馴染は少し不貞腐れたな様子でミルクココアを温めている。昔からおっちょこちょいなんだよな。

「ねえ、好き、なんだけど、、」

唐突に言われた。

「え、、?何が、、?」

反射的に聞いてしまった。彼女は察しろと言わんばかりの表情を浮かべてこちらを見ている。

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