第11話 君との距離を感じたよ

「合コン帰り」の俺…


虚しく家路に帰る。


独りで「何やってるんだよ」と独り言を言いながら、タクシーを止め、乗った。


その時だった。


彼女が寂しそうに微笑みを浮かべ…こっちを見ている事に今更ながら気づいた。


あの時…なんで居たのかは分からなかったが、

彼と会ってたのだろう…。化粧がいつもより映えていた。


「苦しい、苦しい、苦しい」


俺はわざと目を逸らし、目に涙をためながら…。


家路に帰ることしか出来なかった。。

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