11月7日木曜日
・曇り時々雨。だいぶ冷え込んだので、夜はジャージを着ている。
・誕生日に有休をとる。前々から言ってみたかったブックカフェに向かうが、マップで示された道がややこしくて遠回りになってしまったので、三かいくらい道を間違えてしまう。それでも、何とか辿り着き、そこで半日ほど過ごす。本も売っているカフェだったので、何冊も購入した。結構な金額を使ったけれど、満足。
・朝は、切り干し大根。昼は、アボカドとエビのベーグルサンド、ドラゴンフルーツ入りのサラダ。おやつに、スコーン、抹茶のパウンドケーキ。夜は、餃子、味噌汁、モズクのサラダを食べる。朝活の、ハニーレモンティー。昼に、グレープフルーツティー。おやつに、黒糖ミルクを飲む。
・『LOST CORNER』を聴く。
・『ポルノグラフィティ全書 ~ALL TIME SINGLES~』を聴く。
・『空気階段の踊り場』のアフタートークを聴く。かたまりさん、金の国の渡部おにぎりさん作成の恋愛クイズに答えるライブで、優勝する。おにぎりさんが考えた恋愛テクが答えとなる、半分大喜利のクイズで、例題として、「彼女と付き合って何日記念のプレゼントは何を渡す?」というのをもぐらさんに出す。すると、もぐらさんは「付き合ってからこれまでの写真をまとめたアルバム」と答えて、それが正解だった。「お前も出たら優勝できる」と焚き付けるかたまりさんだが、もぐらさん自身はそんなに乗り気じゃないのが可笑しかった。
・『くりぃむナンタラ』を見る。ミニスカートをはいてから、カメラにパンチラが映らないように協議をやる、ミニスカート陸上。挑戦者のせいやさん、先週からスカートの短さがキープできなくなって、怒られる。呂布カルマさんは、前にチャレンジして全然できなかったフライングディスクキャッチを何度も、競技が全部終わって結果発表して、引き分けだったのにもかかわらず、何度もやらされる。へとへとで、自分からこの回に出たがっていたのに、もう出ないと言っていたくらいだった。なんで、スローモーション映像でパンチラが出ると、あんなに笑っちゃうんだろう。
・『霜降り明星のあてみなげ』を見る。焼津魚河岸市場でロケ。ちょっとやってみようという感じで、挑戦してみた、ゲームセンターコーナーのピンポン玉を使ったビンゴゲームにせいやさんがはまる。こういうのは攻略法とかなくて、完全に運任せだろうけれど、かなり入れ込んでいた。番組から、三千円渡されて、焼津ツウなお土産を買ってくださいと言われても、千円ちょっとでそれを買ってから、あとは全部ビンゴゲームに使い切るw それでも、選んだ酒のつまみになりそうな瓶が、判定人の心をつかんで粗品さんとの勝負には買っていた。
・丸谷才一さんの『笹まくら』を読む。太平洋戦争中、徴兵されるのを避けるために、日本中を放浪していた青年・浜田庄吉。戦後から約二十年は、大学の事務員としてつつましく暮らしていたのだが、戦時中に世話になった女性の喪中はがきをきっかけに、過去のことを思い出す。「現在」と「過去」とが、陸続きになっているような不思議な筆致で描かれる、「徴兵忌避者」の現実について。その言葉すら初めて聞いたけれど、逃亡犯のようなスリリングな日常と、それをやり遂げたのだという誇りと、もう戦争が終わったというのに、過去を掘り返されて自分の学内の立場が危うくなっていく様子にハラハラしながら読んだ。時代と社会に流される彼の姿は、頼りなくもあり、その一方で自由でもあり。大学内の同僚の西からは、間接的な嫌がらせを受けているのだが、西は西で、戦時中に南方に行って、九死に一生を得た経験があり、その反動で、徴兵忌避を下浜田のことが憎くなっているのだと感じる。いや、それは的外れだと、客観的には思うのだが、国民一体で戦争をやりましょうという雰囲気から外れていた浜田が、なんだか寂しそうで、しかし、ラストシーンは妙に爽やかで、印象深い一冊だった。
・『字のないはがき』の絵本版を読む。原作は向田邦子さんのエッセイだが、文を再構成したのは角田光代さんで、絵を描いたのは西加奈子さんという、すごい共演の一冊。内容は知っているのに、絵と言葉の力で、泣きそうになってしまった。
・小坂俊史さんの『モノローグ書店街』を読む。様々な形態の本屋で働く人たちの、悲喜こもごもなつぶやきをまとめた四コマ(あるいは八コマ)漫画。個人的には、書店員として働く小説家志望の二十九歳の及川のシーンがなかなかに来る。受賞作の本を読んで、こんなもんかと見下したり、売れなかった小説を見て、心を痛めたり……。他に、お隣の花屋さんが気になる書店員の話とか、お客さんの顔を覚えるのが得な書店員とか、本を一冊も読んだことのないギャルのアルバイトとか、色んな人が、藤躰屋書店と向き合っているのか、出版不況で本屋が消えていると言われる今だからこそ、読んでよかった一冊だった。
・ハナビシトモエさんの「人魚と内緒話」を読む。
→https://kakuyomu.jp/works/16818093080778264162
・市に合併された後も、かつての名残が多く残る「村」で育った「僕」。この「村」の駄菓子屋には、前川さんという謎の女性がいた――。とある田舎の村の来歴を丁寧にたどってから、そこに巣食う「何か」を描いたホラーショートショート。これはもう、どうにもできないという絶望感が恐ろしい一編だった。
・カクヨムコン短編賞の小説を編集する。
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