第173話 予感


目まぐるしく移りゆく時に

ついてゆけずに蹲る日も

過ぎた季節に残してきた

思い出に涙を流す日も

胸の中にあるほんの小さな

希望だけを抱きしめて

立ち上がるだけの力を溜めたら

きっといつか歩き出せる

そんな気がするんだ


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