蒼の青春
水月 アオ
第1話 もう一度だけ·····
努力って報われますか?努力できることって才能ですか?この物語は、一度かるたをやめた主人公がもう一度だけかるたに青春をかける物語。
4月 桜舞う春。今日から俺 水瀬蒼は高校生、そして今日は入学式。電車を降りて学校に向かう。自分のクラスを確認し教室に入る。 しばらくすると先生が入ってきて朝のホームルームが始まった。程なくして入学式のため体育館に移動となった。移動中のできごと、「蒼じゃん 久しぶり!元気?」いきなり話しかれられ誰かと思えば小学校が同じだった幼なじみの秋山 優衣だ。慌てて「ひ、久しぶり」と返していた。「何組?」彼女は聞いてきた。「3組だけど」と答えると 「え、同じ!」彼女と俺は、同じクラスだった。しばらく話していると体育館に着いた。「じゃあまた後で!」と彼女は体育館に入っていった。体育館に入り着席すると校長先生が現れ入学式が始まった。校長先生の話が終わり部活紹介が始まった。サッカー部、野球部、テニス部などの運動部の部活紹介が終わり文化部の部活紹介に移った。俺は、何の部活に入ろうか考えていると ひとつの部活が目に止まった。「かるた部部長2年の岩崎です!かるたに興味がある人是非見学しに来てください!」かるた、俺は、ある理由でかるたを一度やめた。でも、もう一度だけ·····
入学式が終わり教室に戻り帰りのホームルームが終わった。今日から部活見学ができるのでクラスメイトの人たちは各自各々見学しに行った。俺はかるた部の見学に行こうとすると「部活決まった?私かるた部入るつもり、蒼は?」秋山がやってきて聞いてきた。秋山は、小学生から競技かるたをやっている。当然だよなーと思いつつ「俺もう一度かるたやってみようかなー」ついそんなことを言っていた。なんでそんなことを口走ったのかは分からない。でも、もう一度だけかるたに青春をかけてもいいと思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます