思いやりもありませんので
人と人がくっついて
笑顔で今日も歩いてる
無表情はスーツを着て足早に歩いていた
やることを、やっている
それは、きっと素晴らしいことだろう
彼らから無駄な体液は流されず
一日に積もった埃を払い落とし
ああ、と後悔と明日への憂鬱または希望
嫌だ、好きだと言いながら
汚泥に包まれ、所々ランタンで焼かれて歩いてく
あれが生きるというのだろ
人の営みは、どんなことがあっても綺麗だと思う
そんな感情で高みの見物をしている
この作者は思いやりがない
冷ややかに見ている
営みを解説されてもわからぬさ
彼らの苦労が分からない
それをこうしてああしてみると辛いのよ
きっとあなたもそう想像してみて
嫌でしょう?
なぜ体感したことのないことに共感性を求めるのか
てんでわからない
分からないと正直にいえば思いやりがないと言われた
ここはそうですね、と言う場面よと言われた
分からないのに、どうして嘘をつく必要があるのか
そうすると相手の心を軽くして思いやれるからよ
共感性、だろう
てんでわからない
相手の苦労が分からない
大変ですね、と言うだけでは駄目なのか
駄目なのか、駄目なのか
私はてんでわからない
したこともないことに「もし私の立場だったら考えてみて」なんぞ
てんでわからず、正直に言えば
「冷たい人」と言われました
てんでわかりません
てんでわかりません
わかりません
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます