第17話 「お届け物です」
【17】
「どうも、ウー〇ーイー〇です。お届けに上がりました」開いた扉から現れたのは、人の形をした黒い影。悲鳴を上げて尻もちをつくと、背負っていた荷物が勝手に開き、中からもう一人、黒い影が現れて言った。「お待たせしました、ご注文の人間です」「最近は食料の方から来てくれるから助かるよ」
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