「書店デート(?)」

妖狐

半人半妖の少女。


龍成

龍の血を引く少年。


─────────────────────


妖狐「龍成、 何してるの?」


龍成「ん? 何って、本探しだが?

で、そう言うお前は何をだ?」


妖狐「あぁ、私はお母さんの用事。」


龍成「用事?」


妖狐「まぁ、商品の確認だよ。 確☆認。」


龍成「そう言えば、襟狐さんの漫画は……。」


妖狐「まぁ、今回は買えるかどうかだけど……。」


龍成「今さらだが、こうしてると……、で、デートみたいだな……。」


妖狐「ッ! た、龍成そんなことは……。」


[完]


補足

※妖狐の乳母("育ての親"のこと)こと、"襟狐"はこの世界で有名な春画描きである。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る