第11回:出す場所の違いで本当に閲覧数は変わるのか?

 今回は若干のネタ切れなので、即興ネタです。


・今回のテーマ

 皆さんも「カクヨムオンリー」で投稿したのに思ったより……と思う人はいますよね。なろうと同時掲載の作品だと、なろうの閲覧数が多い。あるあるなんです。意外と。



 カクヨムの登録者数が50万人を超えたのは、つい先日(6月2日)の話です。アカウントがなくても作品を読む事が出来るので、アカウントなしの読者がどのくらいなのかは不明ですが、小説家になろうの登録者数と比べると少ない事は明らかでしょう。

(おおよその数字ですが、なろうの登録者数は約183万人なので3倍の差はあるでしょうか)



 その一方で、読者数=登録者数にはなりません。あくまでも評価もしない読み専等を入れるとなろうの方が色々なまとめサイト等で取り上げられる関係で、人が来やすいのでしょう。カクヨムもノベルアップ+も一次創作メインサイトなのですが、こちらはバックに出版社がある一方で、なろうにはコンテストなどで出版社が参戦する事はあっても、なろう自体は出版社がバックにある訳ではないのです。この辺りが、なろうの圧倒的な読者数に繋がっているのでしょう。



 自分の作品でもピクシブにも掲載している「我侭姫設定資料集」はピクシブの方が閲覧数が多いです。これはピクシブがイラストをメインとしたサイトである事が理由でしょう。それらを踏まえ、臨機応変で掲載サイトを変えるのも戦略の一つと言えます。その一方で、なろうとカクヨムでは許諾されている二次創作も違う物があるでしょう。なろうに「けものフレンズ」の二次創作を投稿する事は出来ません(それ以前にカクヨムのガイドラインで二次創作はカクヨムオンリーが前提)し、カクヨムに「東方Project」やニトロプラス作品の二次創作を投稿する事は出来ません。



 そう言ったサイトごとに異なる許諾済み二次創作以外(一次創作)は、他のサイトにも掲載して読者を増やせる手段が使える事を覚えましょう。余程の事がない限りはなろうで掲載できる一次創作をカクヨムオンリーにしておくのは、もったいないと言えます。

(なろうで削除されてカクヨムへ移転、カクヨムで出版化等はなろうにも同時掲載出来ないパターンです)

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