第6回:出来ない事を技術で補う

 この時代では不可能な物を、ややゴリ押しで再現しようと言うケースもありますよね。アニメだと未来の話なのに、テープ式とか古いような機械が未来の世界で使われている様なケースです。



・今回のテーマ

 テーマに入る前に、ひとつ小ネタを。その昔に『とびだせ大作戦』というシューティングゲームがありました。当時にゲーセンで流行した『スペースハリアー』に似たようなシステムのゲームですが、それい以上に印象付けた者があります。それは、当時の『てれびくん』等の雑誌で見るような赤と青のセロハンメガネで見るような3D映像をファミコンでやったのです。後年にある意味でも続編となる『JJ』でも使われました。更に言えば、似たようなシステムを使った

『アタックアニマル学園』もありましたね。さすがに、とびだせ~で使ったのはセロハンメガネそのままではないですが……。



 ちなみに『とびだせ大作戦』を出したメーカーは何とスクウェア・エニックスだったりします。当時はスクウェアでしたが……。



 それから時は流れ、3D映像も技術的に試行錯誤を繰り返しつつ、ここまで追いついたのか……と言う気配になりました。番外編で触れたアレとか、3DCGを使ったゲームも今は多く出ていますよね。



 その一方で、リアルではここまで苦労したような3DCGも小説の世界であれば存在していたのです。技術は時代に追い付いていなくても、小説で想像するだけならば自由なのですよ。明治時代の文豪がいるような世界へ異世界転移、今のラノベのような作品を発表したらベストセラーになれるのか……と言われると不明な個所はありますが。時代的に技術があれだとしても様々な努力でフォローして、それっぽい物を再現する事は可能です。

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