[ 闇の町 ]
夏が終わる 季節は過ぎて 月も消えた 星空
地平線を昇る光は
エアポートを発った翼 あなたが乗る
二人だけの 星座を創り はしゃいでいた あの頃
いつかきっと二人で 飛んで行こうと
指切りした あの言葉は 嘘だったの?
あなた私の事なんか どうでもいいと思っているね
戦争なんてゲームより ここを見て 私を見てて
たとえ戦いに勝っても あなたがいないなんて嫌よ
私の願い ただひとつ 無事でいて それだけよ
丘の上で 夜明けを待つと 星たちの目 瞬く
今 輝き 散った光は
もしかしたら あなたかも 知れないけど
流星雨に 願いをかける 恋人たち 横目に
星空へのチケット 待ちくたびれて
泣いている さまよってる 漂ってる
秋も終わり 季節が過ぎて 濡れた夜空 見つめる
地平線に消えた光は
エアポートへ降りる翼 あなたはいない
ホロスコープに 思いを寄せる 恋人たち 背にして
星空へのチケット 破り捨てて
泣いている さまよってる 漂ってる
闇の町を
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