第88話 ワイナリーに行こう! 山梨県甲州市 イケダワイナリー

全部紹介していたらきりがない事にようやく気付いたので

ちょっと割愛します。


◇◇◇◇◇◇

その後、蒼龍ワイナリー・岩崎酒造・勝沼酒造に寄った。

勝沼酒造の駐車場を出てすぐ・・ほんとに近い。数十メートルくらいだろうか。

イケダワイナリーに入る。

駐車場に車を止めてお店に向かう。

「かわいい建物ですね。」

嬉しそうに店の扉を開けようとした瀬戸さんが固まる。

困惑したようにこちらを見てくる。

「え・・・これ開けていいのでしょうか?」

扉のガラスのすぐ向こう。

大きな犬(レトリーバー)がこちらを見つめていた。



ゆっくりと扉を開けてみる。

犬は外に出てくる気はないようだ。

「・・・おじゃまします・・・」

入ろうとするとその犬は緒と横にどいてくれた。

でも、クンクンとにおいを嗅いでくる。

嚙んだりはしないようであるが・・・

「だ・・・大丈夫でしょうか?」

瀬戸さんは私の後ろに隠れている。

手のにおいをしきりに嗅いでくる。

「何も持ってないよ。」

手のひらを開いて見せると、興味がなくなったのか離れていき、店のフロアの真ん中に横になった。


どうやら看板犬のようである。

「おとなしい犬みたいだから大丈夫ですよ。」

「は・・・はい。」

どうやら瀬戸さんは犬が苦手?のようである。

まぁ・・大きな犬だからかもしれないけれど。


お店を出て車に乗ると、瀬戸さんは大きくため息をついた。

「ふう、びっくりしました。」

「あはは、大きな犬でしたね。」


「そろそろお昼ご飯にしましょうか?」

「そうですね、お腹がすいてきました。」

「では・・・洋食のレストランでもいいですか?」

「はい、大丈夫です。」


ここからほど近いレストランで食事をすることにした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る