姫を救う王子の物語

枝のような手脚を持って生まれて来たら その枝に大輪の花を咲かせられたに決まってる

朝目覚めて体重半減していたのなら

それは奇跡であり驚異ではない


摂食障害の貴女が語る言葉を

俺は深く自分に刻み込む

そのために俺は居る

貴女は俺に会うために

その病を背負った


全部俺のせいにしてくれませんか?


わかった。そうする。


気付かれまいとしていた貴女の涙も

俺は深く自分に刻み込む…

もう泣かないで

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る