『20』
『狩場』グレイスフィード
・状況
森の中を進んでいると、まるで隠されてるかのように丸太を連ねた壁に出くわします。高さは2mほど、破壊するのは難しそうです。
壁を迂回して進むと、同じように隠された門があります。それ以外に道はないと潜ると、まるで罠のように門が締まります。退路はなくなりました。
壁はぐるりと囲われており、中にはまばらな木々やボロボロの小屋、野外に放置された洋服ダンスがいくつかと、大きな肉釣りのフックが点在してます。
唯一の出口の鉄扉には大きな錠前が四つ、かかっていて、それら全てを入手しない限り脱出は難しそうです。
・イベント
門の向こうには二種類の人間がいます。
一つは泣きながら逃げ惑っている子供たち十二人と、それを追いかけてる殺人鬼たち四人です。
子ども側に着けばペナルティ、殺人鬼側に着けばサクセスです。
なお殺人鬼側につくには殺人鬼の前で子供を殺して見せるか、持ち物の『銅のメダル』を見せれば仲間と認められます。
※殺人鬼
おどろおどろしい金属の仮面にローブ姿の男女です。中身はこの地の貴族たちで、娯楽として子供狩りをやってます。
武器は思い思いのお気に入りのもので、実用性を無視した絢爛豪華なものを使っています。中にはアーティファクトも含まれていて炎や風を用いた攻撃をしてくる場合もあります。
・サクセス
飛び入りの殺人鬼として狩りを楽しめます。
変則ルールで殺した人数が一番多いものが勝ちとなります。勝った場合は賞品として血まみれの『小さなお守り』が入手できます。
勝ち負けに関係なしに殺し終わった後、意気投合してパーティーを楽しんだ後、出発します。
その際に今回用いた武器を譲り受けたり、色々と便宜を図ってもらえたりします。
・ペナルティ
殺人鬼に追いかけまわされることになります。
脱出方法はこの中に隠されている鍵四本を見つけ出すことですが、それらは子供たちも同じなので、協力なければ脱出できません。
子供は『小さなお守り』を見せれば一発で仲間扱いされますが、別に殺してしまっても構いません。
また、殺人鬼に対抗しうる能力があると思われたなら手下が参戦します。
※梟兵
黒い服装にフクロウの仮面と鉤爪をつけた闇の暗殺者達です。ここの運営や獲物の子供調達、殺しのレクチャーなどをしています。
四人人組で、残る三人の守り三組と、攻撃の五組計八組参戦します。
隠密行動に長け、高い身体能力と合わせて立体的な奇襲を仕掛けてきます。
武器は爪の他に投げナイフや煙玉を用います。
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