第百六十話 いつもより饒舌
ソニックはその体から
さっき
少女もソニックに負けじと無数の光の玉を放つ。
聖なる
「この
そう叫んだソニックはさらに魔力を高め、少女の
これはさすがに
ソニックは、彼女の白く
それでも聖騎士の少女もやられてばかりじゃはない。
ソニックの闇魔法をその体に受けながらも、聖なる光を放ち返していた。
「こんな小さな光じゃ俺には
それでもソニックは彼女の放つ魔法をすべて
顔を上げて海から二人を見るに、ソニックのほうが
聖騎士の少女は攻撃を受けながらも、
「お前も聖騎士ならよぉ。俺みてぇな
というか、いくらビクニを海に落とされて気が立っているからって……。
今のソニックはどう考えても
せっかくの王子さまフェイスが
ソニックって、
実はサディストなのかな?
それにしてもやっぱりビクニの血を
光と闇という
「これでしめぇだ。あの世で俺の
ソニックは、今まで無数の球体として放っていた闇の魔力を
「ハハハッ! 死ねぇ、死んじまえッ! 消えろ、消え去っちまえよぉッ!」
ぼくもそれで終わりかと思ったけど。
「なんだよ、まだ生きてんのか。さっさと眠っちまえよ。ちょうど海の上だしよ。てめぇの
ソニックがいつもの
聖騎士の少女は持っていた大きな剣で、その魔力を受け切っていた。
だけど、さすがにダメージはあるようで、身に付けている甲冑もボロボロになっていた。
「もう
さらに口が動くソニック。
実は
そんな彼を見ながら聖騎士の少女はボソッと
「
ぼくもソニックもなぜ彼女がそんなことを言ったのかわからなかったけど。
その呟きに気を取られた
「死ねぇぇぇッ!
女の人の叫び声と一緒に、ソニックの体が剣に
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