第29話

A国とB国は宇宙産業で争っていた。両国とも最先端の技術を磨いたのだが、ひとつ問題があった。

それは、宇宙ではボールペンが機能しないことである。

コンピューターがまだなく、流石の宇宙飛行士も全てを記憶することは不可能だった。

そのため、A国は100億円をかけ、宇宙空間や-50℃から130℃までの空間で使えるボールペンを開発した。国民は狂喜し、お祭り騒ぎとなった。


一方、B国は鉛筆を使った。

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