第10話

ある青年が観光スポットの崖に来ると、そこで「20、20、20・・・」と呟いている男がいた。青年が「何を数えているんですか?」と訪ねると、男は急に青年の腕を掴み、崖の下へと落とした。そして、また呟き始めた。

「21、21、21・・・」

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