のぞみのかけら

作者 生津直

すべてのエピソードへの応援コメント

  • のぞみのかけらへのコメント

    ツバメのオスが死んでしまうと、他のオスが雛を殺してしまう。次に自分の子孫を残すために。
    オス猫も子猫を殺して、また交尾しようとする。
    そんな話を聞いたことがあります。うさぎは知りませんでした。

    彼女は父親から虐待を受けていたのですね。
    その傷が色んなことに影響を与えているのだなあ。
    一体化するために、爪や髪を食べる。エスカレートしなければいいのだけどと、ゾワッとしました。

    この、地面を這って迫ってくるような静かな狂気。一歩間違えば犯罪。
    たぶん人って、そういうどこか危うい部分を抱えていて。それでも社会に適応して生きていくんだなあと。

    本能と理性。実は紙一重なのかもなあと感じた小説でした。
    この先の不安を煽るラストの余韻がまたいいですねえ。
    いい作品を読めました。ありがとうございます^^

    作者からの返信

    如月ふあ様

    応援コメント、そして素敵なレビューまで、どうもありがとうございます!

    ツバメと猫…… そうなんですか! 知りませんでした。やはり野生には野生の掟があるんですね。

    「静かな狂気」や「紙一重」の危うさ。感じ取ってくださって嬉しいです。ありがとうございます!

    2020年10月9日 15:12

  • のぞみのかけらへのコメント

    これは…凄いです。
    カニバリズムがそう結実するとは…

    不安と恐れが日常を侵食していく様が非常にリアルというか、読んでいて自分の肌身にまで迫ってくる感じがありました。
    そしてそれが狂気として醸成され、内部から浸み出していくラスト…
    カクヨムでここまでゾワッとさせられたのは初めてです。

    作者からの返信

    天上 杏様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    リアリティは結構意識したところなので、ご注目くださって嬉しいです。作品の世界観もご堪能いただけたようで、書いてよかったなと思いました。ありがとうございました!

    2020年7月3日 23:26

  • のぞみのかけらへのコメント

     前半の穏やかな夫婦の描写からは、とても想像の出来ない強迫観念や狂気が、いつの間にか忍び寄ってきていて、なかなかの恐怖体験でした。日常と非日常、正常と異常の境目のなんと危ういことか。楽しませていただきました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    塵 薫様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    境目の危うさには、私自身、書きながら恐怖を覚えました。どこまでが事実かは一応設定してあったはずなのに、途中でどんどんわからなくなっていきました。お楽しみいただけて光栄です。ありがとうございました!

    2020年6月24日 15:40

  • のぞみのかけらへのコメント

    短編ならではの考えさせられるラストにグッときました!!

    作者からの返信

    春槻航真様

    応援コメントどうもありがとうございます! 

    ラストではいつも余韻を意識しているので、考えさせられると言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!

    2020年6月12日 22:36

  • のぞみのかけらへのコメント

    待って待って待ってw....最後あれか!?のぞみのかけらってそう言うことか!?ヤベェ、、、プロローグの始まり方が平和だったのに、中盤から徐々に異常性が見られるのがホラー見てる感じでした。これは確かに警告された通りの作品ですね...しかしみて損はしませんでしたヾ(๑╹◡╹)ノ"

    作者からの返信

    ナルク様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    「初め平穏、のち不穏」でお届けしました(笑)。徐々に見えてくる異常性、とくと味わっていただけたようで嬉しいです。タイトルは本編が書き上がるまで決まらなかったのですが、このタイトルが降りてきてからはもう迷いませんでした。ご注目くださってありがとうございます!

    2020年5月27日 16:11

  • のぞみのかけらへのコメント

    文章の巧みさにすっかり魅せられ、没入しました。
    情景が見えてくるんです。浮かんでくるんです。おまけに臭いまで伝わってきます。日本語ってこんなに表情豊かなんだな、と改めて認識させられました。

    ウサギって、自分の子供を食べたりするのですね。恥ずかしながら、これを読むまで知りませんでした。それを自分の夫と重ね合わせる恵利の危うさが、まあリアルです。これは全て、恵利の被害妄想なのでしょうか。だとしたら、この夫婦はこのあとどうなるのか。幸せな形のままいられるのか、どうなのか。気になります。

    作者からの返信

    十色ナウロマンティック様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    没入していただけるとは、感激です! ウサギのエピソードについては、「人間の匂いが移った赤ちゃんを食べてしまう」事例の方は聞いたことがあったのですが、今回共食いについて調べていて「赤ちゃんが交尾の邪魔になる」説に出会い、これは使えるな、と(笑)。そこから出発して、妄想は本人にとっては事実である、という想定をベースに、読者の皆様を煙に巻いてみたくなった次第です。彼らの今後、私も気になります……。

    2020年5月24日 18:08

  • のぞみのかけらへのコメント

    おおう。

    この読後感、なんと言えばいいのだろう。

    ずっと主人公の主観で語られているので、何が正しいのかもよくわからなくなってくるが、主人公の抱える闇というか病みというか。

    途中で主人公が娘を殺めてしまうのかとハラハラしましたが逆に守ろうとしているということが分かりそれは一安心。

    しかしどことなく漂う危うさや不穏な空気を払拭しないまま終わりを迎えるので何とも言えない後味がありました。

    夫婦といえど他人ですからね。
    お互いの気持ちはほんとのところは分からないのでしょう。

    作者からの返信

    飛鳥 休暇様

    応援コメントどうもありがとうございます!

    筆力の限界を超えて背伸びしすぎた気もしていましたが、不穏な空気や何とも言えない後味、感じていただけて光栄です。事実と妄想の境目を濁した(一人称なので自動的に濁ったとも言えますが)のはやはり正解だったなと思いました。ありがとうございました!

    2020年5月24日 17:59