第10話 井戸端会議2 世界の秘密 宿無し
「先に言っておくが話を聞くと
完全な共犯者」
「離脱不能になるぞ!」
「形だけの10賢者の1人では無くなる」
「この世界の【深層】深淵の渦に
手を突っ込むことになる」
「お主の知っている情報
全て吐いてもらうことになる!」
ジャッカルさんは
「俺聞いても大丈夫なのか?」
至極まともな質問をする
「お主は日記帳」
うちらが【全滅】したら
似たような存在に運良く出会えたら
話すか読んでもらえ
お、きたきた!
ワードナandクリストフの帰還
「で、首尾は」
クリストフはハズレ
アイテム類の回収や金は回収
ワードナがビンゴ!
「吸収した神から情報は引き出した!」
>佐川さん
「ふぇ?!」
「私の存在要らないじゃん?!」
「【処理】される?!」
「いやお主は私が守る」
「契約は契約だ!」とクリストフ
「友好的な状況維持してる限り!」
「エドワードのお気に入りでもある」
「でどうする?」
「神が人間に内政干渉する様に」
「人間が佐川さんに内政干渉
するようになるが・・・」
「ウヘー重すぎる話だな!」
「先輩というか仲間ひとり
巻き込んでいいかな?」
「一人で背負うには重すぎる」
「先輩に【絶対危害を加えない】なら」
「協力もやぶさかではない!」
【10賢者も会議が起きる】
【協力】と来たか神にしては珍しい!
以前【消滅】した【協力者の神アンリ】
以来だ!
力は無さそうだが先輩と言うのも気になる
共犯者になった時点では危害は加えない!
情報を抜いて離脱しようとしたら消滅
させるのではなく 【消滅する】
「情報漏洩の危険は?」
バラした時点で神ですら超常的存在に
【処理される】
ここの場所の情報は漏れない!
ここの宿は色々と隔絶された場所にある
謎かけなら
【存在していて存在しない】
【そこに存在するかしないのか
観測するまでわからない】
観測の手段がない!
エスコート役が居ない限り!
裏切り者が出ても空間や場所が変わるだけ
「シュレディンガー?!」
で【管理人はヨーゼフ】
普通の一般人
察知するのは神では不可能に近い!
ヨーゼフ仕留めても無駄だけどね!
(先輩!ヤバいことに足突っ込んでしまって
多分生きて帰れないかもしれない!)
(カミサマ辞める目に合うかもしれない!)
(この世界の深層知っている
ヤバい人たちに捕まってる!)
(この世界の秘密と引き換えに共犯者に
されるけど一人じゃ重すぎて、
(先輩もその気があるなら背負わない?)
>メテゥス(先輩
「合言葉を言え!」
「オレオレ詐欺にしてはタチが悪すぎる!」
答え
「合言葉はない!」
「全く何やってるんだか!」
「あとお前は帰ってくるな!
「例の件、報復で問題になっている
結果【判決】が出てから戻ってこい!」
「情報聞いた時点で他にばらすと消滅する
言われたんで、どうしても知らせたい先輩
に伝えるのは不可能と判断」
「今神界もごたついてるし
有利に立ち回れるどころか知らないと
逆に支配されたり消滅させられる線も
出てきている」
「わかった【了解】と伝えろ」
「ただし条件を付け加えろ!」
「あくまでも【対等】の協力者」
「内政干渉は出来る限り跳ね除ける」
「拒否権込み」
「相手の奴隷 パシリにはならん!」
「10賢者+エドワードの名に置いて
【契約を執行する】」
「佐川並びにメテゥスの名に置いて
【契約を受理する】」
【期限は無期限】
そしてお互いの契約は結ばれた!
今の代表のワードナさん
「説明がだるいんで謎かけで答える」
「わからないなら逐次聞くといい!」
「神によって人間の存在が作られた」
「神が作られたものでなない証明は?」
「その差はあるのか?」
「?!」
「誰が何のために宇宙の再構成
世界にリセットをかけた?」
「世界の再構成時に消滅した
人類はどうなった?」
「データ上の生き物なのか?
それとも物質なのか?」
「世界の再構成時に消滅しなかった
イレギュラー 宿無し」
「存在しないのに存在しているもの」
【コレが人が神に辿り着ける答えだ!】
>メテゥス
「お主は宿無しなのか?」
>ワードナ
「左様!」
>メテゥス
このメンバー全員宿無しなのか?
>ワードナ
「何名かはそうだ!」
>メテゥス
「宿無しは霊的存在と物質的存在の
どちらでもない存在なのか?」
>ワードナ
「宿無し以外でも下級神までなら
辿り着ける!」
「人と神にそんな隔絶的な差は無い!」
「そこに辿り着けるものが
ほとんど居ないそれだけだ!」
「?!」
>メテゥス
「数多くの天体消滅させられたことで
【人類の復讐】でもするつもりなのか?」
>ワードナ
「他の存在は知らぬが私は知識を求めるのみ
それだけだ!」
>佐川さん
「ヨーゼフさんにこだわる理由は?」
>ワードナ
「難しすぎる質問だな
答えはない!」
「強いて理論的な答えだと
攻略不可能なダンジョンや
神域の捜索が可能になる
それはオマケであり答えでは無い!」
「理論的で無い答えなら
我らの家の管理者に
【情が湧いた】と言うところか!」
「質問はまとめてから今度聞くと良い!」
メテゥスは考える
私もソラと言う宿無しを抱えている
あやつも神に辿り着ける可能性があるのか
更に問題児の後輩も
何名か消滅前の世界から
転生させている!
人工的に神が創造できると・・・
神界の神の差し替えも理論上は可能
支配者が支配者では無くなる
ランダムの座標で外の異世界にすら飛んで
上級神狩りをして【知識を吸収】
神である私より知識を備えている
確かに天地が逆さまになる!
【目的は聞き出すべきだな!】
後輩の尻拭いから問題ばかり積み上がる
この落とし前は
あやつのルクスで豪遊してやる!
次はうちらが相手の質問に答える番なのか?
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