第7話 道端で1人泣いていた女の子はアイドルだった。

女の子が泣いていた。

声をかけるととても驚いていたけれど

ほおっておけるほど冷たい人間ではなかった。

冷たい人だと職場で言われたのが効いているのかもしれないが。


その女の子は、自分と話すと少し落ち着いて

また話したいとアドレスを教えてくれた。


いいことをしたと家に帰り久々にTVを付けると

あの女の子が映ってるではないか。

まさか、あの子が、アイドル……!?


■■■■

汎用性ありまくる出会い方だよね。

出会ったのがアイドルじゃなくて、ほら、魔女とか、落選した女性議員とか、のっぺらぼうとか、逃走中の殺人犯とか

それだけで話の流れとか一気に変わるし、単純に簡単に出会いやすいしね。

奇をてらわないだけで、読みやすくなるしすっと入り込みやすくなる!便利!

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