一号館の屋上前の

いつか棺桶だった場所

白いと記憶した場所

ただ暑く

逃げ場もなく

隠れるにはひらけすぎていた

もう近づくことはない

死んだ恋から屍臭がするから

階段から落ちて死なないように

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