修理の間

何だろうか自室は、一人になっていた。紅乃が出てくる前に戻っていた。何も変わらない。さてと勉強するか。うーん早速分からない。

「なあ紅乃。」

そうだ、いないんだった。…飛ばそう。…何だか急に虚無空間となってしまった。こんなにもあいつの存在は大きかったと思い知らされる。ベースが弾きたくなったからネットで検索をかけた。ベースの演奏動画を見ていた。

「ねえこれ弾いたら楽しいじゃんか。」

いないと分かっていながらも小声で言ってしまう。こんなにもベースに執着してしまってるなんて。

仕方ないので浩介に連絡を入れる。遊ばないかと連絡をした。

「あ、暇だしいいぞ。」

の事らしい。すぐに支度をする。

「どうぞ。くそ主人。楽郎さんが来ましたよ。」

と誠優さんか出迎えてくれる。

「あれ相方はいませんがどうかしましたか。」

「ぶっ壊れた。」

「それはお気の毒に。」

「なんならさベース弾いてくか。」

浩介がこちらに来て話に突っ込む。

「あ、うん。」

といつものように弾いていた、が何かが違う。まあ合奏はできたけど。…何なのだろうか。

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