冬の王と太陽の王子

 冬の城の玉座の前にて、レヴィオールからの使者を待っていた俺。

 開いた扉から入ってきたのは、少女と見間違いかねないほどの美貌びぼうを持つ弓使いの少年だった。

 防寒具に身を包んだその頬は、寒さに紅潮している。


「――遅かったな」

 俺は冬の王として堂々と、来訪者を迎え入れた。


 白磁のような肌に、ピンクブロンドの髪が雪で濡れている。サファイア色の瞳に俺の姿が映った。相変わらず頬の傷が目立つが、嫉妬する気にもならないほどの美少年だ。

 そして、光のを放つ弓使いであり――ソフィアの運命の相手でもある。

 使者なんて言っていたからソフィアが来ることはないだろうと考えていたが……なるほど、こうして謁見えっけんしてみれば、納得の人選だった。


 俺は超越者の仮面をかぶり、悠久を生きたかのような落ち着いた所作で歓迎する。

「まさか、こんなに早く再会することになるとは。運命ってやつは本当に……」

「クゥッ!!」

 ところが歓迎の言葉を述べている最中に、空気を読まないクソウサギが俺の眼前に飛び出してきた。


 ……そういえばお前、最近見なかったね。

 てっきり森にでも帰ったのだと思って気にも留めなかったが……まさかアレックスを呼びに行っていたのか?

 なんかここぞという場面で、いつも重要な役やってるよなコイツ。


「あー……大儀だったぞ、ペトラ?」

 疑問交じりに礼を言うと、ウサギのペトラは「もっと褒めろ!」と言っているかのごとくフンスフンスと鼻を鳴らした。


 なけなしの威厳がすっかりと霧散してしまった。大理石で造られた格調高い白亜の空間に気まずい空気が流れる。

 蒼い魔石の明かりが照らすなか、俺は気を取り直してアレックスに声をかけた。

「……さて。久しぶりだな、アレックス」

「えっと……久しぶり。って、それより! その恰好どうしたの!?」

 それが美しいソプラノボイスの第一声だった。我慢できないとばかりにアレックスが尋ねてくる。

 そう言えば、最後に会った時はまだ冬の王になる前だったか。


 漆黒の毛並みを失い、冷たく寒い冬を連想させる姿へ。

 以前と比べたこの変貌っぷりは、驚いてしかるべきだと俺も思う。少年が真っ先に突っ込むのも無理からぬ話だった。


「ああ、この姿で会うのは初めてだったな――そう、風呂で魔術師が話していただろう? 結局、俺は本当に“冬の王”と成り果ててしまったのだ……」

「いや、そうじゃなくて! 背中!! なんで剣がいっぱい刺さってるのさ!?」

「へ? 背中? 剣……?」

 想定していたのと全然違う指摘に、つい素の自分が出てしまう。

 尾を使って自分の背中を確認してみると、確かに鱗とは異なるトゲのようなものが何本も生えていた。


 なんだこれ?

 ……。

 …………あ、あー!?

 まさかこれ、あの時の剣か! レヴィオール王国で暴れた時にぶっ刺された、あれからずっと刺さりっぱなしだったのか!?


 期間にして約半月は刺ささったままだったわけだ。

 星詠みの魔女と戦っている間も、背中には当然刺さっていたはずである。


「おい……先に誰か教えてくれよ……」

 そうぼやいたところで、放浪の魔女が最後に何か言おうとしたことを思い出す。

 ……もしかして、あれはこのことを言っていたのか!?


 おいコラ、『お主が気にしとらんなら別によいわ』じゃねえよ、ダメに決まっているだろ!


 そりゃ、言葉をさえったのは俺だけどさあ!?


 ちゃんと最後まで言えや!! 八つ当たりの自覚はあったが、そう思わずにいられない。


 え? そもそも自分で気付くべきだって?

 いやそこはホラ、俺ってばたてがみとか鱗殻とかあるでしょ?

 おまけに痛みを無視できるせいで、特に違和感もなかった。こうして触ってみるまではてっきり自分の体の一部だと思っていたのである。


 さらに何を思ったのか、混乱していた俺はとんでもないことを口走る。

「こ、これは……その、アレだ。一種の権威付けだ!」

 ゲームでも体中に剣が刺さったままのドラゴンが登場したら、『こいつ……絶対ヤベえ!』ってなるよね?

 これはそれと同じ、歴戦の魔獣を演出する装飾なのさ!

 って、そんなわけあるか!!


「いや、全然偉そうに見えないよ。痛々しいだけだって。だいたい、明らかに『忘れてた!!』って顔をした直後でそんなこと言ったって、ごまかされるわけないよね?」

「……ハイ、そのとおりでございます」


 冷静に正論で返されて、俺は自分の失敗を認めざるを得なかった。

 恥の上塗りである。


 こうして、俺の冬の王デビューは失敗に終わったのだった。


 あーあ、もうメチャクチャだよ。それともグダグダと表現すべきか。

 たまに慣れない格好付けをしてみた結果がこれだ。俺ってば、いつもダッセえな。


 ……まあ、恥の多い生涯を送り、間抜けな負け犬姿をさらし続けた俺には、このくらいがお似合いなのかもしれない。


「そうだな。お前さん相手に、肩肘を張る必要はないか……要件は分かっている。ソフィアを助けに行くのだろう?」

 俺は少しだけ等身大の自分になって、アレックスに問いかけた。


「うん、でも……その背中に刺さった剣は……?」

「……なあ少年よ。その話はいったんめにしようか。今さらこれだけの剣を抜いている余裕もないだろうし……」


 いちいち締まらないなあ……。

 目の前にいるアレックスとの距離感を計り損ねている俺は、どこかたどたどしい会話に苦笑した。


「そ、そうだった! 早くしないと間に合わないって、星詠みの魔女様が……」

 ハッとした様子でアレックスが言う。ちなみに星詠みの魔女の名前が出たことは、もはや驚くに値しない。

「なるほどな。だったら、なおさら急がなくては」

 星空みらいを詠む彼女が言うのなら、本当にギリギリなのだろう。

 俺はすぐさま立ち上がって――もちろん四足歩行だ――アレックスの横に並ぶ。


 今さら迷いはない。俺の意志はとっくに固まっているのだ。


「さあ、乗れ。俺のあしなら丸一日もあればレヴィオールに到着する」

 そう言ってオレは、尻尾で少年をうながした。


 アレックスにも躊躇ためらいはなかった。

 俺に乗る前に背中の弓と矢筒を確認し、取り出した一日分の携帯食料を腰にくくり付ける。

 ちなみに食料を取り出すと、担いでいた残りの荷物は迷わず床に放り捨てていた――おそらく、もはや不要となった野営の道具だろう。


「しかし……乗れと言った手前、俺が言うのもおかしな話だが……お前って怖いもの知らずだよな」

 迷わず装備の取捨選択を実行する少年に俺が言うと、彼は睫毛まつげの長い目をぱちくりとさせて不思議そうな顔を向けた。

「どういうこと?」

「普通に考えたら、俺が怖いんじゃないかってことだ」

 昔の俺なら……たとえ言葉が通じる相手だったとしても、肉食ドラゴンの背中に乗るなんて自殺行為は迷わず遠慮させてもらっただろう。

 そう考えると、この少年はなんと豪胆なことか。


 しかし少年は可愛らしく、きょとんと首をひねる。

「えっと……なんで? だって俺はもう、魔獣さんがどんな人か知っているし」

「……厳密に言うと俺はじゃないが。それにしたって、もう少し他人を疑ったほうが良いと思うぞ? 俺がレヴィオールの地で何をしたか、知らないわけでもあるまい」

 この子はいつか騙されて痛い目を見るんじゃないかと、余計なお世話かもしれないが少し心配になった。


「でも魔獣さんは、オレたちを襲わないでしょ。あれだって、姉ちゃんを助けるためだったのは理解してるし、だからオレは怖くない」

「……その結果、ソフィアを泣かせてしまったがな」

 俺はあの日を思い出しながら、自嘲気味に言った。


「姉ちゃんは……たぶん後悔していたんだ。人間の戦いに、魔獣さんを巻き込んじゃったことを」

 アレックスは装備を整える手を止め、俺のほうに向きなおる。

「魔獣さんは、嫌われたわけじゃないよ。姉ちゃんも、もう一度会いたいって言っていたから」


 ……ソフィアが俺に、もう一度会いたいと言っていた?

 その言葉は、俺の心を大きく揺さぶった。


「それは……本当か?」

「嘘をついてどうするのさ。たとえ運命が変えられなくても……それでも姉ちゃんは、最期さいごに会って、仲直りがしたいって」


 そんなことを言ってもらえるなんて、俺は夢にも思っていなかった。

 少年は「もちろん未来はオレ達が変えるけどね」と付け加えて、柔和な笑顔を見せる。


「それに、姉ちゃんは魔獣さんに感謝していたよ。自分のために怒ってくれたことを、嬉しく思っていた――」

 そして少し言葉に迷ったあと、不意に少年は照れ臭そうにはにかんだ。

「あと……オレにとっても、魔獣さんは友達だし……そっちがどう思っているか知らないけど、オレは勝手にそう思っているから」


 さらにとんでもない発言をするアレックス。

 どうやら太陽の国の王子様は、頭の中まで光のプリンス様らしい。


 ――気が付けば、俺はこみ上げてくる笑いを抑えるのに必死だった。


「そうか……そうか、そうか…………!」


 本当に、本当に俺は、独りの時間がながすぎたのだろう。


 俺にとっての『戦う覚悟』とは、望まれず、求められず、想われず、認められず、解されず、報われず、救われず……そんな未来を受け入れてなお、自分の正義いしつらぬくことだった。


 しかし、こんな俺にもう一度会いたいと願ってくれた少女がいた。

 こんな俺を友達だと言ってくれた少年がいた。


 もしこんな俺にも、生まれた意味があるとするならば――この感情に名前を付けるなら、きっとこれこそが、魔女の言う“愛”なのかもしれない。


 ああ、まったく、何もかもが決着のついた今さらになって気が付いて……そうだ、俺はいつだって視野が狭くて、おまけに疑い深い。

 そんなばかりの自分が嫌になるよ。


 だが、この思いがある限り、きっと俺は戦える。

 悲壮ひそうを気取った独善的なヒロイズムは、胸に宿った最後の欠片ピースと合わさり、やっと孤独じゃなくなった。


「え? オレもしかして、何か変なこと言った?」

 笑う俺に少年が、不安げに尋ねる。


「いいや、アレックスは何も変じゃないさ」

 こらえきれなかった俺は、さらに涙が出るほど笑って誤魔化した。冷たいのに熱いしずくが、獣に堕ちた俺の頬を濡らした。




「……さてと、いつまでも笑っているわけにはいかないな。アレックス、そろそろ準備はいいか?」

 ひとしきり笑った俺は少年に問いかける。


「あっ、もうちょっと待って……えっと、これで……よし! ばっちり! いつでも行けるよ!」

 そう宣言したアレックスは俺の背中にぴょんとまたがり、たてがみつかんだ。


 刺さった剣は上手く避けてくれたみたいだ。そもそも心臓を狙って剣が突き刺された箇所と、アレックスが騎乗する位置は微妙に異なる。


 安全確認のため、試しに数歩、出口に向かって脚を動かしてみた。

 アレックスは振り落とされないよう、太腿でがっちりと俺の胴体をはさみながら器用にバランスをとった。


 小柄なだけあって、アレックスはかなり軽い。さらに乗馬の経験もあるのか、俺の負担にならないよう重心移動を気に掛けてくれている。


 これなら問題なく走れそうだ。

 唯一の懸念としては、馬とは違って乗り心地が良くないだろうことだが……。


「俺のほうは行けそうだ。そっちは大丈夫か?」

「うん。ちょっとお尻が冷たいけど、たぶん平気!」


 あ、そっか。体温の問題もあったか。

 とはいえ冬の王となった今、こればかりはなあ……まあ、アレックスの様子を見る限りだと心配無用みたいだし、一日だけ我慢してもらおう。


 いざ出発しようとすると、足元ではウサギのペトラがクゥクゥ鳴いていた。

「なんだ? 応援でもしてくれてるのか?」

 そう問いかけると、ゲシゲシと前脚を蹴られた。どうやら本当に応援してくれているみたいだな。


 エントランスに出ると、見送りのためか仮面ゴーレムたちが整列していた。

 そのうち二体のゴーレムが、英雄を送り出す侍女のように両扉を開いてくれた。


「……なんだなんだ、豪勢な見送りじゃないか」

 なぜか感傷的な気分になる俺。理由は……なんとなくでしか、自分でも分からない。


 扉をくぐれば、広がるのは冬に呪われた世界。

 俺は深く息を吸い、呼吸を整える。


「……じゃあ、行くか」

 心が奮い立つ。たぶんこれが、ソフィアをめぐる最後の戦い。


「うん。オレのことは気にしないで、思いっ切り速くしていいよ」

 背中から聞こえた返事も、しっかりと覚悟を決めていた。


「なら遠慮なく、本気で走らせてもらうぞ。振り落とされないよう、しっかりとたてがみつかまってろよ!」

 言うや否や、俺は雪に埋もれた大地を蹴って駆けだす。


 こうして俺たちは、全ての雪景色を置き去りにして、冬に呪われた地から旅立ったのであった。






 ――そして、今に至る。




 アレックスを背に乗せて疾走しっそうすること丸一日。

 雪の降る枯れ木の森を越え、人里もない道なき道をまっすぐ突っ切って、俺たちはレヴィオール王国を目指す。


 外の世界は以前より冬が深まっている。

 太陽が退しりぞき、くらく、冷たく、乾いた死の季節。その景色はまるで、冬に呪われた地の延長であるかのように。


 それこそが、俺のべる世界……かなしみに追いつかれた俺が、閉じ込められた世界だ。

 だが思えば、俺が駆け抜けた世界はずっとこんな景色だった気がする。

 そして冷たい世界だからこそ、もろくてはかない氷の結晶が、幻想的にキラキラと美しく輝く――そのことを今の俺は知っていた。


「アレックス、平気か?」

 俺はたてがみにしがみつく少年に尋ねる。

「大丈夫だよ。オレのことは気にしないで!」

 息を白くさせながら、アレックスは一切の弱音を吐かず答えた。


 とはいえ丸一日、ほぼ連続でこの少年は俺に乗っているのだ。すでに冬の低い太陽が一度沈み、また背中側から俺たちを追って来るように昇ってきている。

 だんだんと夜明け前のあかつき色に染まっていく空が、これから始まる戦いを予感させた。


「本当ならもっと休息をはさんだほうが良いのだろうが……」

 無尽の体力を持つ俺はともかく、夜通し俺にしがみつき続けたアレックスの体力が心配だ。

 だが俺の気遣いに対し、太陽の国の王子様は強い意志の込められた口調で言う。

「でも、時間がないよ。そうでしょ?」

「……ああ、そのとおりだな。分かっているさ」

 むしろ一秒でも早く到着するほうが、少年にとっては望むところだろう。すでにレヴィオール王国は目と鼻の先だ。

 冬の王である俺は北風を従わせ、ソフィアの故郷を目指してさらに加速した。


「よし、もうすぐ着くぞ。この山を越えたら湖が見える。準備をしとけ」

 自分で言いながら、何を準備するんだ? と思ったが、アレックスは「わかった」と返事して、背中から弓を取り出す。

 説明するまでもないが、動物に騎乗しながら弓を射るのはかなりの高等技術だ。

 当然ながら俺の背中には、姿勢を安定させるためのくらあぶみなんて便利なものはない。

「……なあ、念のため確認するが、魔獣おれに乗ったままで弓を射られるのか?」

「甘く見ないで、いけるって!」

 どうやら少年にとっては、特に障害とならないらしい。

 地球だったらまだ中学生ほどの年齢なのに、全くもって頼もしすぎるだろう。

 もはや俺は笑うしかなくて、口元をゆがめる。

「そうか……ならいいんだ。ほら、もうすぐとうげを超える。そうすれば、その先に広がる国はもう、レヴィオールだ」

 ついに始まる運命の戦い。

 そして完全に夜が明けるころ、とうげを越えた俺たちは――目に映る光景に驚愕きょうがくした。


「そんな!?」

 アレックスが悲痛な声を上げる。


 眼下に広がるは、明け方の空を映し出す広大な湖。その手前には人気ひとけがなくなった静かなるネナトの町。


 そして、鏡のような湖の向こう、煙が上がっていたのは対岸にのぞむ王都。

 しかも見た限りだと、燃えている場所は城壁の内側だ。


 戦闘はすでに始まっている。

 地形を利用した城壁は湖側が開いており、対岸からだと町の様子が見て取れるのだが……そのせいで、視界の左側――町の南側から火の手が広がっている様子がありありと確認できた。


 今まさに城壁の守りが突破された瞬間なのだろう。

 こうしている間にも、メアリス教国の兵が城壁内になだれ込んでいるはずだ。


 皮肉なことに広大過ぎる湖は、今日も平和に揺れている。騒がしい人間のいとなみなど知らん顔だ。

 そんな水面みなもとは裏腹に、岸辺では下手したら万単位の人間たちが殺し合っていた。


「こんなの、絶対に間に合わない……!」

 背中のアレックスが悔しそうな声で言う。


 南側沿岸部に位置するその戦場は、北東から来た俺たちからするとほぼ対極の位置だ。

 大雑把に表現すれば、湖は楕円がゆがんだ形状をしており、直線距離なら王都まではほぼ短軸の長さである。


 だが、正規の方法で王都に向かおうと思ったら……燃える街を後目しりめに、地形に合わせて入り組んだ湖の外周を延々と回らなければならない。


「……確かにこれは、ちんたら岸に沿って回り道している暇はないな」

 小舟を探す余裕もないし、そんな真似をするぐらいなら――俺はさっそく、冬の王としてチカラを行使することを決めた。


「仕方ない……突っ切るぞ!」

「……え?」


 困惑するアレックスの返事を待たず、俺はまっすぐ坂道を駆け降りた。

 重力に引っ張られるように加速しながら湖に向かって突き進み――。


 そして、湖面に第一歩を踏み出した。




 ――生きとし生ける全ての命に告げる。今回も俺の勝手な都合でまことに申し訳ないが、どうか許してほしい。


 前もって謝罪しておこう。

 だって今年の冬は、近年まれに見る厳しい寒さとなるだろうから。


 冬の王の咆哮めいれいが、凍りつく世界に響き渡った。



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